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モリタ工業株式会社がBtoBとBtoCサイトの両方を立ち上げた目的とは?

公開日:

金属加工業で培った技術力とガスのあたたかさを届ける開発力を生かし、お客様の快適な暮らしを支えるものづくりを続けてきたモリタ工業株式会社。1964年の創業以来、暮らしの必需品である風呂釜を安定供給しながら個別にオーダー製品のご用命もお受けしてきました。「信頼第一を基本にお客さまに満足していただける商品を創造し社会の発展に貢献する」ことを理念にISO9001(品質マネジメントシステム)の認証を維持・運用・継続的な改善をすることでお客様が満足する商品を創造し、競争力を身につけ社会の発展に貢献しています。
今回はそんなモリタ工業株式会社がecbeingパッケージを使用してBtoCとBtoBの2つのサイトを新規で立ち上げた目的や背景、今後の展望についてモリタ工業株式会社 代表取締役 寺本雷太さんに聞く。

※写真: モリタ工業株式会社 代表取締役 寺本雷太(てらもと らいた)

ガス給湯付風呂釜


基本情報

<社 名>

モリタ工業株式会社

<設立年月日>

1968年3月22日

<事業内容>

ガス給湯付風呂釜・ガス給湯器の製造販売

<従業員数>

57名(2019年2月末日現在)

<資本金>

1,000万円

<本社所在地>

埼玉県川口市末広一丁目23番6号



お客様と自社の業務効率を向上させる

お客様と自社の業務効率を向上させる


――はじめに、御社の事業についてお伺いさせてください。

寺本:弊社は集合住宅向けの風呂釜・ガス給湯器の製造、販売を行っています。暮らしの必需品である風呂釜を安定供給しながら個別にオーダー製品のご用命もお受けしています。
また強みとしてはガス器具メーカーの中で異例に小さな規模であるというところです。小規模な分、得意分野もあり小回りの利く対応が可能です。例えば、某ハウスメーカーで使用される特別な仕様のガス風呂給湯器を作っているのは弊社だけで、発注元からの要望に応えて様々なカスタマイズや周辺部材の開発を柔軟に行うことができます。

――法人向けのサイトを立ち上げた経緯は?

寺本:2015年に基幹システムを導入した段階から、サービス向上のために新規でBtoBサイトを立ち上げるという構想があり、とにかく注文データから電子化しなければ効率化ができないと考えていました。
今まではお客様からFAXで注文を頂いていましたが、注文方法をWEBに変えて行かないと、お客様にお掛けしているご迷惑を解消できないという課題認識がありました。
事実、お客様の事務所に挨拶などで訪れた際、弊社への注文でお手数をおかけしていることが見受けられました。
弊社にご注文をしていただくために、お客様企業のご担当者様は、まず用紙を印刷し手書きで必要事項を記載しFAXを送り、請書が来るのを待ち、それをファイリングして自社の調達システムに登録していくという手順を踏んでいらっしゃりました。書き方やルールはバラバラのご様子です。
さらにご担当者が変わる度に、その業務の引継ぎをしていただいており、これは大変なお手間をとらせていると、申し訳なく思っていました。


その中で何を意識して法人向けのサイトを構築しましたか?


――その中で何を意識して法人向けのサイトを構築しましたか?

寺本:お客様の仕事が簡素にかつ正確になるようなお手伝いをしなくてはいけないので、今までのFAXに近い感覚でWEBから注文ができるようにすることを意識して構築を進めていきました。
記入する項目や並び、色などがFAXの時と違うだけでも、お客様が迷ってしまうため、色をモノクロにし、商品画像も写真ではなくFAXの時と同じイラストに踏襲しできるだけイメージに近い画面作りをしました。
それに加え、注文履歴一覧、リピート注文、注文時の備考欄作成、PDFでの印刷など、WEB特有のお客様が使いやすいような機能も充実していきました。

――実際の業務効率はいかがでしょうか?

寺本:弊社側の話を例にしますと、社内の業務効率として、今までは1日100件ほどFAX注文があり、営業のオペレーター3人でさばいていましたが、受注入力する手間がボタン一個押すだけで済むようになりました。そのためオペレーターによる入力稼働が単純になくなり、業務効率が30〜60%向上しました。同じような効果がお客様企業でも起こっていると予想しています。

また、お客様からも好評で管理がしやすいとの声を頂いています。給湯器を現場で取り付ける職人さんからも部材の注文があるのですが、施工現場の出先からスマートフォンで注文できるようになったため、手間が省けているようです。



BtoCサイトへの新しい取り組み

BtoCサイトへの新しい取り組み


――法人向けサイトが好評な中で新規事業としてBtoCサイトを取り組み始めた経緯は?

寺本:弊社の会社設立50年の節目を目先に控えた2015年に、事業継続100年という経営ビジョンを立てました。残り50年継続するために、同じ仕事を継続するだけでなく新しい事業基盤が必要になると考え、いくつか取り組んだ事業の中の一つがBtoCサイトでした。

――個人で購入できる形態にターゲットを広げた理由は?

寺本:ガス器具の業界は成熟市場なので、一般的な家庭用ガス器具と呼ばれているものは新規事業の開発をする余地があまりありません。
そのため大手メーカーは水素エネルギーとか、エネファームとかエネルギーをミックスし多様なエネルギー源を使って家庭全体のエネルギー効率を上げるといった事業方針を取っていたり、一部のメーカーは海外の市場に活路を広げていたりするわけです。
そうなると弊社のようなニッチな市場の中で新しい製品を見つけるというのはやはり難しいため、お客様に50年間育てて頂いた技術を応用して今までにとらわれない新しい事業を考える必要がありました。そこで生まれたのが国内初の移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」になります。


移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」

――移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」とはどのような商材でしょうか?

寺本:移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」は、AC電源が不要で水道につなぐだけで人やペットが温かいと感じる30°C〜40°Cの温水を瞬間的につくることができます。ガスカートリッジ2本でシャワーヘッドから連続30分の給湯を供給し続けられる商品です。

――移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」のターゲットは?

寺本:デザイン志向の製品です。暮らしにこだわりをお持ちの、30代〜40代のお客様にお喜びいただけるのではないかと考えてきました。実際には、ご年齢に関係なくお求めいただいております。
Webサイトをご覧いただくとわかるようにペットをお持ちの方やサーフィンを趣味とされる方にご関心をお持ちいただけるように考えて写真の掲載をしました。販売を始めたところ、住宅の外構、お庭や駐車場、花壇、玄関回りを専門に施工する会社(エクステリア施工会社)からも注文を頂くようになりました。
お話を伺いますと、一般のお客様から庭でお湯を出したいとの要望を受けるがあるとのことでした。

移動式ガス瞬間湯沸器「ERIF(エリフ)」

庭でお湯を出す工事は結構大変で、費用もその分かかります。また安全性の問題もあり、給湯器のリモコンが基本部屋の中にあるため、外にいて何℃のお湯が今出るのかわからずやけどをしてしまう可能性も考えられます。
そのような時に、工事も必要なく持ち運びができて必要な時に使用できる「ERIF(エリフ)」は価格面でも機能面でもメリットをご実感いただけると思います。

――新しい事業を行うにあたり、もともとサイトは作る予定だったのでしょうか?

寺本:はい、そうですね。認知度拡大もそうですが、新規事業の企画を立てていた際に購買層や流通経路などのプランを持っており、WEBサイト作ってオンラインで販売するということがまず前提にありました。
またネットショップを開設する際に、特定の基幹システムと連携ができるオンラインのクラウドサービスを探しており、基幹システムの会社からご紹介いただいたことがきっかけでecbeingさんとの関係が始まりました。

――「ERIF(エリフ)」のサイトを作るにあたっての苦労や工夫した点は?

寺本:BtoBサイトと基幹システムが連携しているところにBtoCサイトの受注データをいかに被らないようバッジ処理を混ぜ込むかというところは苦労しました。
また、クレジットカード決済やB2クラウドとの連携に関しても初めての手続きでしたので戸惑いはありましたが、ecbeingさんのサポートもあり開発のスケジュール自体も計画通りに進めることができました。

――BtoCサイトを立ち上げた効果はいかがでしょうか?

寺本: 10月中旬に発売を開始して、当日から注文も入っており少しずつ浸透している実感があります。
BtoCサイトに対してSEOなどの集客対策等は特にしておらず、メディア掲載やイベントに参加したりして認知度を広めています。また偶然ですが、発売開始の時期とグッドデザイン賞の受賞の時期が重なり、サイトへの集客が結構増えました。



安定運用と日々の挑戦

安定運用と日々の挑戦

――BtoBとBtoCサイトの今後の展望はどのようなことをお考えでしょうか?

寺本:BtoBサイトに関してはとにかく安定運用です。まだ全てのお客様にお使いいただいているわけではなく、弊社としてもお客様の業務改善にもつながると信じていますのでWEBへの移行100%を目指していきたいと考えております。
逆にBtoCサイトはまだまだこれからです。今後BtoC向けのアイテムが「ERIF(エリフ)」のブランドの下で増えていくので、わかりやすい動線設計を意識してオンラインショップで掲載していきたいと考えております。

――ありがとうございました。では最後にこれからECをスタートする、またはリニューアルする企業に向けてアドバイスや注意点をお願いします。

寺本:弊社のように基幹システムとの連携を考えている企業様であれば、エンジニアを指名できる会社に依頼するのがいいと思います。安いパッケージもあるのでそれはそれでいいと思いますが、基幹システムと繋げるため万一のことがあった時に急ぎで電話してカスタマーセンターに繋げられても正直困ってしまいますので、直接担当の方とコミュニケーションが取れる環境が大切だと考えています。

BtoCに関してはまだやり始めたばかりで、日々勉強させていただいているところですが、中小企業でECをやる場合はデザインをしっかりやるのがいいと思います。
今の世の中、誰でもBtoC向けのサイトを作れて乱立している中で、ECが店舗の顔になると私自身考えています。そこのデザインをどうするかによって会社の事業姿勢が問われるところだと思います。お金をかけないというやり方もありますし、それぞれ慎重に行うべきですが、それによりサイトに来られるユーザーの印象も変わると感じています。



――



モリタ工業株式会社

代表取締役

寺本雷太(てらもと らいた)



・「モリタ工業株式会社」
https://www.moritakk.co.jp/
・「ERIF | Be the warmness of Life」
https://www.erif.jp/
・「ERIF ONLINE SHOP」
https://shop.erif.jp/shop/default.aspx


●取材・文:塩見駿介

●写真:アートディレクション 谷内晴彦/撮影 砺波周平(1,3,4,5,8)、小川真輝(2,7)




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