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AI-OCRとは?従来OCRとの違い・ 業務効率化のポイント・導入時の注意点や種類を解説
AI-OCRの仕組みと従来OCRとの違い、タイプ別の比較と費用相場、選び方を解説。FAX注文書をデータ化してEDIや受注システムと連携する方法まで、受注業務・経理業務の担当者向けにまとめました。
サクッと理解!本記事の要点まとめ
AI-OCRとは何ですか?従来のOCRとは何が違いますか?
AI-OCRとは、AI(人工知能)の技術を使って、紙やFAX、PDFなどの書類から文字を読み取り、データ化する技術です。従来のOCRは項目の位置が決まった書類の活字が中心でしたが、AI-OCRは手書き文字や、書式がばらばらな書類にも対応しやすい点が大きな違いです。
AI-OCRの費用相場はどのくらいですか?
クラウド型は初期費用0円〜数十万円、月額3万円前後からのサービスが多く、読み取る枚数や項目数に応じて費用が増えます。自社システムに組み込むAPI型は読み取ったページ数に応じた従量課金、オンプレミス型は初期費用数百万円以上が目安です。このほか、読み取り結果の確認やマスタとの照合、システム連携にかかる費用・工数も見込んでおく必要があります。
AI-OCRを比較するときのポイントは何ですか?
帳票の種類と量、手書きや非定型の帳票への対応、自社の帳票での読み取り精度、読み取ったあとのマスタとの照合、受注システムや基幹システムとの連携、セキュリティ、料金とサポートの7つを比較します。特に、実際に届く帳票を使って無料トライアルなどで精度を確認することが大切です。
OCRとEDIはどう使い分ければよいですか?
EDIは取引先とシステム同士でデータを直接やり取りする仕組みで、取引量の多い大口の取引先に向いています。AI-OCRは、取引先から届くFAXや紙の注文書を自社側でデータ化する方法で、システム化が難しい取引先に向いています。大口の取引先はEDI、多くの取引先はWeb受注、それでも残るFAXはAI-OCRと、取引先に合わせて併用するのが一般的です。
AI-OCRの読み取り精度は100%ですか?
100%ではありません。各社の公表値では活字で約99%、手書きで約80〜85%といった目安が示されていますが、測定の条件は各社で異なり、帳票の状態や書き方によっても変わります。読み取った結果を人が確認する工程を前提に業務を設計し、導入前に自社の帳票で精度を確認することが重要です。
AI-OCRとは、AI(人工知能)の技術を使って、紙やFAX、PDFなどの書類から文字を読み取り、データ化する技術です。従来のOCRが苦手だった手書き文字や、書式がばらばらな書類にも対応しやすいのが特長です。料金はクラウド型で月額3万円前後からのサービスが多く、帳票の種類・読み取る枚数・システム連携の有無によって費用が大きく変わります。
本記事では、AI-OCRの仕組みと従来OCRとの違い、タイプ別の比較と代表的なサービス、費用相場を整理したうえで、比較・選定のポイントを解説します。さらに、FAXで届く注文書をAI-OCRでデータ化し、EDIや受注システムにつなげる方法や、FAXそのものを減らしていく考え方まで、受注業務の視点で紹介します。
AI-OCRとは?従来OCRとの違い
紙の書類やFAXを効率よくデータ化する技術として、多くの企業で導入が進んでいるのがAI-OCRです。まずは、もとになっているOCRの仕組みと、AI-OCRとの違いを整理します。
OCRとは
OCR(光学文字認識/Optical Character Recognition)とは、紙の書類や画像の中にある文字を読み取り、パソコンで扱えるテキストデータに変換する技術です。請求書や申込書、注文書などをデータ化するときに使われます。
従来のOCRは、印刷された文字(活字)や、項目の位置が決まった書類(定型帳票)の読み取りを得意としています。一方で、手書きの文字や、書式が取引先ごとに異なる書類(非定型帳票)では、読み間違いが起きやすいという課題がありました。
AI-OCRとは
AI-OCRとは、OCRにAI(機械学習やディープラーニング)の技術を組み合わせた文字認識技術です。大量の文字や帳票のパターンを学習したAIが文字を判別するため、手書き文字やクセのある文字、書式がばらばらな書類からも、高い精度で文字を読み取れるようになりました。
なお、「使うほど精度が上がる」と説明されることもありますが、多くのクラウド型サービスでは、提供会社がAIモデルを更新することで精度が向上する仕組みです。利用者が修正した内容を学習する機能があるかどうか、どの範囲で学習するかは製品によって異なるため、導入前に確認しておきましょう。
AI-OCRと従来OCRの主な違い
| 比較項目 | 従来OCR | AI-OCR |
| 対応できる文字 | 主に活字(印刷された文字) | 活字に加え、手書き文字にも対応しやすい |
| 対応できる帳票の形式 | 項目の位置が決まった定型帳票が中心 | 定型帳票に加え、非定型帳票にも対応できるものがある |
| 事前の設定 | 帳票ごとに読み取り位置を細かく設定する必要がある | 設定の手間が少ない製品が多い(項目を自動で判別するものもある) |
| 精度の向上 | 基本的に変わらない | AIモデルの更新や、製品によっては修正内容の学習で向上が期待できる |
ただし、AI-OCRでも読み取り精度は100%ではありません。各社の公表値では、活字で約99%、手書きで約80〜85%といった目安が示されていますが、測定の条件は各社で異なり、帳票の状態や書き方によっても変わります。読み取った結果を人が確認する工程を前提に、業務を設計することが大切です。
参考:受発注ラボ「発注書・注文書のAI-OCRおすすめ比較10選」(2026年7月更新)掲載の各社公表値
2026年の動向:生成AIを使った書類の読み取り
近年は、生成AI(大規模言語モデル)を組み合わせ、書類の中から「品名」「数量」「納期」といった必要な項目を自動で判断して抜き出すサービスが増えています。文字を読み取るだけでなく、書類の分類やデータの整形まで自動化する仕組みは、IDP(インテリジェント文書処理)とも呼ばれます。
こうした技術の進化により、事前に帳票ごとの設定をしなくても、取引先ごとに書式の異なる注文書や請求書を扱いやすくなっています。一方で、読み取った内容が正しいかを確認する仕組みや、自社のシステムにどうつなぐかの重要性は変わりません。
【比較表】AI-OCRのタイプ別の特徴と代表的なサービス
AI-OCRは、「どんな帳票を読み取るか」と「どんな形で提供されるか」の2つの見方で分類できます。自社の帳票と業務に合うタイプを先に決めると、製品を比較しやすくなります。
帳票の種類で見た3つのタイプ
| タイプ | 特徴 | 向いている帳票の例 |
| 定型帳票向け | 項目の位置が決まった帳票を、あらかじめ設定した読み取り位置で高い精度でデータ化する | 自社指定の注文書、申込書、アンケートなど |
| 非定型帳票向け | 書式が毎回異なる帳票でも、AIが項目の位置を判断して必要な情報を抜き出す | 取引先ごとに書式が異なる注文書・請求書など |
| 業務・帳票特化型 | 請求書、注文書、本人確認書類など特定の帳票に特化し、導入直後から使いやすいよう調整されている | 経理の請求書処理、受注の注文書処理など |
提供形態・用途で見たタイプ別の比較
| タイプ | 特徴 | 向いている企業 | 代表的なサービスの例 |
| 汎用型(中小規模向け) | 幅広い帳票に対応し、クラウドで手軽に始められる | 月に数百〜数千枚程度の帳票を処理する企業 | DX Suite、AI-OCRらくスルー、SmartRead、LINE WORKS PaperOn |
| 汎用型(大規模向け) | 大量の処理や、オンプレミスなど高いセキュリティ要件に対応 | 月に1万枚を超える帳票を処理する企業 | DynaEye 11、AnyForm OCR |
| 特化型 | 注文書・請求書などに特化。注文書向けには、商品マスタとの照合まで行うものもある | 受注・経理など特定の業務を効率化したい企業 | 発注書AI-OCR(invox)、CO-NECT AIデータ変換 |
| API型 | 読み取り機能を自社のシステムに組み込んで使う | 開発体制があり、独自の業務フローに組み込みたい企業 | Google Document AI、Amazon Textract、Azure Document Intelligence |
| BPO型(入力代行込み) | 読み取りに加え、確認・修正の作業まで外部に任せられる | 社内に確認作業の人手を割けない企業 | eas、LAQOOT |
代表的なサービスの例の出典:アスピック「AI OCRサービス比較18選」(2026年9月更新)、受発注ラボ「発注書・注文書のAI-OCRおすすめ比較10選」(2026年7月更新)、OptiMax「AI OCRの価格相場と3つの料金モデル」(2026年4月更新)の分類・掲載製品をもとに作成
AI-OCRの費用相場
AI-OCRの費用は、料金モデル(月額定額・従量課金・オンプレミス)と、読み取る枚数・項目数、システム連携の有無によって大きく変わります。
料金モデル別の費用の目安
| 料金モデル | 初期費用の目安 | 月額・利用料の目安 | 向いているケース |
| クラウド型(月額定額+従量) | 0円〜数十万円 | 月額3万円前後〜(読み取る枚数・項目数に応じて増加) | 毎月の読み取り枚数がある程度決まっている |
| API型(従量課金) | 0円(連携の開発費は別途) | 文字の読み取りのみで1,000ページあたり1.5ドル程度〜。項目の抽出などは高くなる | 自社システムに組み込みたい、枚数の変動が大きい |
| オンプレミス型 | 数百万円〜1,000万円超 | 年間の保守費(ライセンス費用の15〜20%程度) | 社外にデータを出せない、大量の帳票を処理する |
出典:OptiMax「AI OCRの価格相場と3つの料金モデル」(2026年4月更新)をもとに作成。金額は目安で、製品・契約条件によって異なります。
主なクラウド型AI-OCRの料金の例
比較サイトに掲載されている、主なクラウド型AI-OCRの最低料金の例です。多くのサービスは月額3万円前後から始められ、読み取る枚数に応じて上位のプランに切り替える形になっています。
| サービス名 | 料金の例(最低プラン) |
| AI-OCRらくスルー | 月額30,000円〜(初期費用0円) |
| LINE WORKS PaperOn | 月額30,000円〜(ライトプラン) |
| SmartRead | 年額36万円〜 |
| DX Suite | 月額40,000円〜(Liteプラン) |
| 発注書AI-OCR(invox) | 月額30,000円〜(受信・送信の枚数に応じた従量料金あり) |
出典:アスピック「AI OCRサービス比較18選」(2026年9月更新時点の掲載情報)。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください。
価格表に載らない費用
AI-OCRの導入を検討するときは、月額料金だけでなく、次のような費用や工数も見込んでおく必要があります。
- ・読み取り結果の確認・修正:精度が高くても、読み間違いがないかを人が確認する時間がかかります。
- ・帳票の追加・変更への対応:取引先の注文書の書式が変わったときや、読み取る項目を増やすときに、再設定が必要になる場合があります。
- ・システム連携の開発:読み取ったデータを受注システムや基幹システムに取り込むには、RPAやAPIによる連携の仕組みづくりが必要です。
- ・マスタとの照合:品名を自社の商品コードに置き換えるなど、読み取ったデータを業務で使える形に整える作業が残ることがあります。
入力代行(BPO)との使い分け
書類のデータ化には、入力作業を外部に任せる入力代行(BPO)という選択肢もあります。料金は1枚あたり数十〜数百円程度が目安です。帳票の種類が少なく枚数が多い場合はAI-OCR、帳票の種類が多く枚数が少ない場合や、ほぼ100%の精度が必要な場合は入力代行が向いています。AI-OCRで読み取り、確認だけを外部に任せる組み合わせもあります。
AI-OCRを比較・選定するときの7つのポイント
AI-OCRは「導入すれば必ず効果が出る」ものではありません。次の7つのポイントで比較すると、自社に合わない製品を選んでしまうリスクを減らせます。
| 比較のポイント | 確認すること |
| �@帳票の種類と量 | どの帳票を、月に何枚程度データ化したいか。定型か非定型か |
| �A手書き・非定型への対応 | 手書きの注文書や、取引先ごとに書式が違う書類を読み取れるか |
| �B自社の帳票での精度 | 無料トライアルなどで、実際の帳票を使って読み取り精度を確認できるか |
| �C読み取ったあとの処理 | 商品マスタ・得意先マスタとの照合、データの整形まで対応できるか |
| �Dシステム連携 | 受注システム・基幹システム・EDIに、CSVやAPIでデータを渡せるか |
| �Eセキュリティ | クラウドかオンプレミスか、データの保存期間や学習への利用の有無、アクセス制限 |
| �F料金とサポート | 料金モデルが自社の枚数に合っているか、導入時の設定や運用を支援してもらえるか |
特に�Bは重要です。AI-OCRの精度は、帳票の状態や書き方によって大きく変わります。カタログ上の精度ではなく、自社に実際に届く書類で試してから判断しましょう。
OCRとEDIの違いと連携
受注データをデジタル化する方法は、AI-OCRだけではありません。取引先とシステム同士でデータをやり取りするEDIや、取引先がWeb上で注文するWeb受注(BtoB EC)もあります。それぞれの違いを理解し、組み合わせて使うことが、受注業務全体の効率化につながります。
受注データをデジタル化する3つの手段
| 手段 | 仕組み | 取引先側の負担 | 向いている取引先 |
| AI-OCR | 取引先からはFAX・紙・PDFのまま受け取り、自社側でデータ化する | なし(今までどおり) | システム化が難しい小規模な取引先、FAXをやめられない取引先 |
| EDI(Web EDIを含む) | 取引先とシステム同士で、決められた形式のデータを直接やり取りする | システムの導入や接続の対応が必要 | 取引量の多い大口の取引先 |
| Web受注(BtoB EC) | 取引先がWebの画面から直接注文する | 画面から入力するだけ(専用のシステムは不要) | 中小を含む幅広い取引先 |
EDIの基本はEDIとは?、Web EDIについてはWeb EDIとは?の記事で詳しく解説しています。
AI-OCRとEDI・受注システムを連携する流れ
FAXや紙で届く注文を、EDIや受注システムで扱えるデータにするまでの一般的な流れは次のとおりです。
| ステップ | 内容 |
| 1.受け取り | FAX・紙・PDFで注文を受け取る(FAXはPDFなどの電子データで受信しておく) |
| 2.読み取り | AI-OCRで、品名・数量・納期・届け先などの項目をデータ化する |
| 3.照合・確認 | 品名や得意先名を、自社の商品コード・得意先コードと照合し、担当者が内容を確認する |
| 4.変換 | 受注システム・基幹システム・EDIで使われる形式(CSVなど)に変換する |
| 5.取り込み | 受注データとして取り込み、出荷・請求などの後続の業務につなげる |
AI-OCRの効果を大きく左右するのは、3の「照合・確認」と4の「変換」です。文字を読み取れても、商品コードへの置き換えやデータの形式合わせが手作業で残ると、入力作業が形を変えて残ってしまいます。
3つの手段の使い分け
すべての取引先を一つの方法にそろえるのは、現実的ではありません。取引量の多い大口の取引先はEDI、中小を含む多くの取引先はWeb受注、それでも残るFAXはAI-OCRというように、取引先に合わせて併用するのが一般的です。
FAX受注の効率化の方法(PC-FAX・クラウドFAX・AI-OCR・Web受注)の全体像は、FAX受注の電子化・デジタル化・効率化の記事もあわせてご覧ください。
受注業務(FAX注文書)でAI-OCRを活用するポイント
BtoB取引では、得意先の事情などでFAXの注文が一定数残ることが少なくありません。ここでは、受注業務でAI-OCRを活用する場合のポイントを紹介します。
AI-OCRで効率化できること
■手入力の削減
FAXや紙の注文書を一枚ずつ見ながら入力していた作業を減らせます。
■入力ミスの防止
数量や品番の打ち間違いといった、手入力によるミスを減らせます。
■受注処理のスピードアップ
入力にかかる時間が短くなることで、出荷の手配や納期回答を早められます。
■属人化の解消と人手不足への対応
特定の担当者に頼っていた入力作業を仕組み化し、担当者をほかの業務に振り分けやすくなります。
FAX注文書の読み取りで押さえたい4つのポイント
■FAXは電子データのまま読み取る
受信したFAXを印刷してからスキャンし直すと、画質が落ちて読み取り精度が下がる原因になります。FAXはPDFなどの電子データで受信し、そのまま読み取るのがおすすめです。FAXを電子データで受信・保存する場合は、電子帳簿保存法のルールに沿った保存方法も確認しておきましょう。
■商品マスタ・得意先マスタとの照合を仕組みにする
注文書には、取引先ごとに品名の略し方や書き方の違いがあります。読み取った品名を自社の商品コードに置き換える照合を、どこまで自動化できるかが効果を左右します。
■書かれていない情報は補えない
AI-OCRは書かれている文字を読み取る技術のため、注文書に書かれていない情報までは補えません。たとえば、本体と一緒に必要な付属品の書き漏れや、セット品の注文漏れは、電話などで確認する作業が残ります。こうした確認が多い商品は、Web受注に移すことで、注文の段階で漏れを防げます。
■FAXそのものを減らす取り組みと並行する
AI-OCRは「届いたFAXを楽に処理する」ための手段です。あわせて、取引先にWeb受注へ移ってもらう取り組みを進めることで、FAXの枚数自体を減らし、確認作業や運用の手間も小さくできます。
\ FAX受注を効率化する方法の全体像はこちら /
詳しくはこちら
FAX受注をWeb受注に切り替えた導入事例
ここでは、FAXで受けていた注文をBtoB EC(Web受注)に移し、受注業務を効率化した企業の事例をご紹介します。AI-OCRで「届いたFAXを処理する」だけでなく、「FAXを減らす」取り組みの参考になります。
FAXで受けていた特殊な注文もECで受け付け、ほぼ全ての発注をEC化【株式会社アリミノ様】
美容室向けのヘアケア製品・化粧品メーカーである株式会社アリミノ様は、代理店を通じてサロンから注文を受けるBtoBtoBのECサイトを運営していました。しかし、以前のECサイトは通常の発注にしか対応しておらず、キャンペーンでの発注やサロンスタッフ向けの販売など、年に数回ある特殊な発注はすべてFAXで受け付けていました。
その結果、サロン様はECとFAXを使い分ける必要があり、FAXで届いた注文は社内の担当者が基幹システムに手入力していたため、入力ミスや業務負担も課題になっていました。そこで、ecbeing BtoBで新たに構築したサイトでは、キャンペーン発注やスタッフ販売を含め、すべての注文をECサイト上で完結できる仕組みを実現。導入したサロンでは、ほぼすべての発注をECに切り替えることができました。

FAX注文で起きていた付属品の注文漏れをWeb受注で防止【株式会社ソーキ様】
計測機器・測量機のレンタルを手がける株式会社ソーキ様は、電話やFAXに加わる新しい注文の窓口として、クローズド型のBtoB ECサイト「測Order」を構築しました。建設業界ではFAXの文化が根強く、注文書は今もFAXで届くことが多い状況です。
FAXの注文では、たとえば記録紙が必要な機器でも本体しか書かれていないことがあり、そのたびに電話で確認する必要がありました。「測Order」ではセット品やオプション品を設定し、取引先が注文の段階で必要なものを漏れなく選べるようにしたことで、確認の電話が減り、作業工数の削減と入力ミスの減少につながっています。書かれていない情報までは補えないFAX注文の課題を、Web受注で解決した例です。

ecbeingにおけるAI-OCR活用と受注業務DXへの取り組み
当社ecbeingでは、受注業務のあらゆる接点をデータ化し、業務効率化・デジタル化を推進するため、AIを活用した多様なソリューションの展開を進めています。
例えば、得意先の事情でFAX注文が残る場合でも、AI-OCRを活用することで、様々なレイアウトのFAX注文書を自動的にデータ化し、商品コードや得意先コードなど不足情報も自社マスターと連携することが可能です。納期回答についても、従来のReFAX(FAX返信)をやめて、ECサイト上で行うことで、ペーパーレス化や受注業務のオンライン化を推進できます。

AI-OCRとecbeingのシステムを組み合わせることで、FAXで届く注文はデータ化して処理し、Webで注文できる取引先はBtoB ECに移していくという、取引先に合わせた受注業務のデジタル化を進められます。
受注業務のデジタル化やAI-OCR活用にご興味がございましたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

ECサイトにAI-OCRを活用するメリットをご紹介!
まとめ
AI-OCRは、手書き文字や書式がばらばらな書類にも対応しやすい文字認識技術です。料金はクラウド型で月額3万円前後からのサービスが多い一方、読み取り結果の確認や、マスタとの照合、システム連携にかかる費用・工数も見込んでおく必要があります。比較の際は、自社に実際に届く帳票で精度を試し、読み取ったあとのデータを業務にどうつなげるかまで確認することが大切です。
受注業務では、大口の取引先はEDI、多くの取引先はWeb受注、それでも残るFAXはAI-OCRと、取引先に合わせて手段を組み合わせることで、受注業務全体のデジタル化を効率よく進められます。
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