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【保存版】卸売業のEC導入メリットと成功事例3選
BtoB卸売ECサイトの始め方
BtoB卸売ECサイトの始め方

卸売業では、いまだに受発注業務をアナログで行っている企業も多いのではないでしょうか。しかし、アナログな運用は効率が悪く、ヒューマンエラーも発生しやすいのが現状です。 こうした課題を解決する手段として、近年ますます注目されているのが「ECサイト(電子商取引)」の導入です。 本記事では、卸売業がECを導入するメリットや、実際に成果を上げている導入事例を厳選してご紹介します。 卸売業のECサイト構築を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
卸売業では、いまだに受発注業務をアナログで行っている企業も多いのではないでしょうか。しかし、アナログな運用は効率が悪く、ヒューマンエラーも発生しやすいのが現状です。 こうした課題を解決する手段として、近年ますます注目されているのが「ECサイト(電子商取引)」の導入です。 本記事では、卸売業がECを導入するメリットや、実際に成果を上げている導入事例を厳選してご紹介します。 卸売業のECサイト構築を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
卸売業がECを導入する主なメリット
卸売業でECサイトを導入することで、以下のようなメリットを得ることができます。
・新規取引先の開拓
地域や時間の制約なく、全国・世界中から新規顧客を獲得できます。
・業務の効率化
受注・在庫・請求・入金などを一元管理でき、ヒューマンエラーの削減や業務スピードの向上につながります。
・売上・利益の拡大
24時間365日注文受付やキャンペーン配信、顧客データ分析を活用することで売上増加が期待できます。
・顧客満足度の向上
取引先は「いつでも・どこでも」発注可能。注文履歴・在庫・納期を即時確認できるなど、利便性が大幅にアップします。
また、BtoB卸売ECでは「取引先ごとの価格設定」「大量注文対応」「自動見積・請求発行」「外部システム連携」など、業界特有の機能要件も重要です。 自社のビジネスに合った機能選定が、EC導入成功のカギとなります。
卸売業のEC導入による成功事例3選
今回紹介するのは、ecbeingを利用してECを導入した以下の3社様の事例です。
製造卸売A社様|営業と連携した新規顧客開拓で売上20億円超
安全衛生保護用品業界の大手で、圧倒的なシェアを誇るA社様は、売上拡大のため、地方の中小・零細企業へのアプローチを考えていました。しかし、営業の人員が限られていることから、地方にまで十分に営業が回せないという問題を抱えていました。
そこでBtoB向けECサイトを新たに構築。しかし、営業担当としては「EC経由の売上が自分の営業実績にならない」という懸念もあったため、営業ごとにクーポンコードを発行し、それをチラシに印刷。新規顧客がECサイト登録時にコードを入力すると営業担当と紐づく仕組みとし、新規顧客獲得実績に応じてフィーを支払うことで、営業現場のモチベーションも維持できました。
こうした取り組みの結果、EC事業は運営7年で年商20億円を突破。もともとロングテール層へのアプローチが目的でしたが、利便性の高さから今では既存のユーザーからも利用してもらえるようになったとのことです。
\A社様の事例について詳しくはこちら/
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オフィス用品製造卸売E社様|膨大な受注を一元管理し売上2倍を達成
E社様は、既存のBtoB ECサイトのリプレイスと新たなBtoC向けECサイトの構築を検討し、ecbeingを導入。新たなBtoC向けのサイトでは、商品もBtoBのものとは異なるものを用意し、キャンペーンなども独自で展開することから、両者を完全に切り離したシステム設計が求められました。
ECサイト構築時に問題になったのが、オフィス用品ならではの大量注文です。顧客数約10万社・商品点数約100万SKU・1日5,000件という膨大な注文にも対応が必要でした。ecbeingの導入により、大量注文への対応ができるようにしただけでなく、同社はコールセンターによる電話での受注も行っており、コールセンター経由の電話受注も含めて受注業務を一元管理し、業務効率化を実現しました。
そして、システム導入3か月後には、前年度の売上の2倍を達成。当初目的としていた新規顧客開拓にも成功しています。
\E社様の事例について詳しくはこちら/
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医療品卸売業G社様|アナログ脱却で残業削減・当日配送も実現
医療品卸売業のG社様は、複数の事業所を拠点にして、個別のお客様のもとに担当営業が定期的に訪問するルート営業を行っており、すべてアナログで対応していたことから、効率の悪さが問題視されていました。顧客からも「カタログが複数に分かれていて商品が探しづらい」といった声があり、ecbeingの導入を決断しました。
顧客と営業担当との密な関係が前提のビジネスとなっていたため、システム構築の際、顧客マスターに「担当事業所」「複数の担当営業」「営業事務」を登録できるように設計。これによって事業所にいる営業事務が現地の担当営業に代わって事務処理を行えるようになりました。さらに、。さらに、外出先でも利用できるタブレットアプリも開発し、訪問先で代理注文入力も可能にしました。
こうした取り組みにより、会社全体の残業時間を大幅に削減することができました。さらには、当日配送の実現など、顧客サービス面でも他社との差別化につながりました。
\G社様の事例について詳しくはこちら/
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卸売ECサイト導入を成功させるポイント
ここまで紹介してきた3社様の成功事例を踏まえ、成功のためのポイントを2つ紹介します。
他社との差別化を図る
卸売業は、競合他社と同じ商品を扱うケースも多いため、価格競争に陥りやすい業界です。価格競争になってしまえば、利益率は下がり、どれだけ売ってもなかなか利益が得られなくなってしまいます。そこで重要になってくるのが、商品以外のサービスや利便性で差別化を図ることが重要です。例えば、「当日配送」や「使いやすいUI/UX」、「営業担当との連携」なども一つのアピールポイントになります。顧客が自社を選びたくなる仕組みを構築しましょう。
新規顧客の開拓に積極的に取り組む
既存顧客との取引も重要ですが、売上を拡大するためには、新規顧客の獲得が不可欠です。今回紹介した成功事例では、ECを導入することで、新規顧客の開拓に成功しています。担当営業が取引先のもとに足を運ぶスタイルだけではどうしても限界があり、人員の問題も考えると効率的とは言えません。ECサイトを立ち上げることで、遠方の顧客からの注文も受けられるようになり、地理的・時間的な制約を超えて新たな顧客層へアプローチできます。また、利便性の高いサイトであれば、既存顧客の満足度向上も見込めます。
卸売のEC導入ならecbeingまでご相談を
卸売事業者の方で、ECの導入を検討されている方は、お気軽にecbeingまでご相談ください。
卸売のECサイト構築実績も豊富なecbeing
卸売向けのECは、掛け率などの設定が必要になるなど、一般的なECサイトとは異なることも多くあります。そのためECサイト構築を依頼する際は、一般向けでなく、卸売のECサイトの構築実績が重要になってきます。ecbeingは、今回の記事でも紹介したように、卸売業のECサイト構築の実績も多いため、専門的なアドバイスも可能です。
なお、卸売業のECサイト構築については、以下の記事でも詳しく解説しています。今回紹介していない事例の紹介もありますので、あわせてご参照ください。

まとめ
今回は、ecbeingがECの導入に携わった3社の事例を紹介しました。ここまで紹介してきた通り、ECを始めるメリットは大きいため、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。ecbeingは卸売のECシステム構築も豊富な実績を持っているので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

