卸売業の事業戦略
人手不足などの問題を解消するためのEC導入

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近年では、卸売業界でも人手不足が指摘されています。今回の記事では、そんな卸売業界において、事業を拡大していくために事業者が採るべき戦略を解説していきます。

新型コロナウイルスの感染拡大は、卸売業界にも大きな打撃を与えました。また、近年では、卸売業界でも人手不足が指摘されています。今回の記事では、そんな卸売業界において、事業を拡大していくために事業者が採るべき戦略を解説していきます。


卸売業界の現状

まず、卸売業界を取り巻く現状から確認していきましょう。

卸売業界の規模

少し前まで卸売業の規模は縮小していると言われていましたが、最近では、卸売業界全体の販売額は増加しています。経済産業省大臣官房調査統計グループが公開している商業動態統計速報によれば、卸売業の販売額は1989年には502兆円を超えていたものの、2019年には315兆円を下回る結果に。その後、2022年には、430兆580億円まで回復しており、前年比で7.3%増となっています。

コロナ禍による影響

新型コロナウイルスの感染拡大による消費者の購買行動の変化や、外出自粛の流れは、卸売業にも大きな打撃を与えました。特にダメージが大きかったと言われているのが、食品卸売業です。消費者が外出を控えたことで飲食店の売上が大きく減少し、それに伴って飲食店に食品を卸している企業も大打撃を受けました。

深刻化する人手不足

卸売業界では、人手不足が今後深刻化していくという指摘もあります。パーソル総合研究所が公表しているデータによれば、2030年には日本で644万人もの人手不足に直面すると言われており、中でも卸売業では、60万人ほど人手不足になるのではないかと指摘されています。少子高齢化が進む中、卸売業界においても人手不足への対策が求められています。

卸売事業者が採るべき戦略

そんな現状を踏まえ、卸売事業者が生き残るためには、どのような戦略が必要なのでしょうか。ここからは卸売事業者が採るべき戦略を3つ紹介します。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)

DXは「デジタル・トランスフォーメーション」の略称で、一言で言えば、デジタル技術を活用してビジネスやサービスを変革・進化させることです。日本においては、経済産業省が主体となり、ガイドラインなどを作成してDXを推進しています。卸売業界ではアナログで業務を行っている企業も多く、DXによって業務効率の改善が見込めるでしょう。

業務の効率化に成功すれば、少ない人手で現状以上の効果を生み出せるようになります。中でも卸売業界において人的な負担が大きい電話やFAXに依存した受発注業務を中心にECサイトを活用してDX化することが、近年戦略の一つとして良くとられる手法です。

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販路の拡大・事業拡大

売上をアップさせるための販路拡大・事業拡大の試みも重要です。ECサイトは、そんな販路の拡大にも大きく役立ちます。ECを始めれば、地理的に遠い場所にもアプローチできるようになるため、新規顧客の開拓ができます。卸売業界はECサイトなどを活用して、これまでアプローチできなかった新たな層にアプローチして販路を拡大することが求められています。

高い利益率のサービスの提供

提供する商品・サービスの利益率の高さも意識する必要があります。利益率が低ければ、どれだけ取引をしてもなかなか儲かりません。特に卸売業は利益率が低いと指摘する声もあり、利益率を上げるための取り組みが求められます。そこで重要になってくるのが、付加価値をどれだけ持たせられるかということです。他社との差別化を意識して、付加価値をつけ、高い利益率を実現しましょう。

卸売業がECを始めるべき理由

卸売業が抱えている課題を解決する手段として、特に効果的なのが、ECシステムの導入による受発注業務のIT化です。ここからは、卸売業がECを始めるべき理由を3つ紹介していきます。

新規顧客の開拓につなげるため

新規顧客の開拓は簡単ではありませんが、ECを始めれば、一定の新規顧客の獲得が見込めます。というのも、ECを始めることで、これまで営業担当が足を運べなかった地域にまでアプローチができるようになり、地理的な制約がなくなるためです。

顧客満足度を向上させるため

また、既存の取引先との取引の継続も売上を拡大していくためには極めて重要です。ECサイトを構築してメールやFAXでなく、ECサイトからいつでも注文を受けられるようにすれば、取引先からすればより便利になり、満足度も上がるでしょう。

人手不足解消のための業務効率改善

ECの導入によってアナログ業務をIT化することができれば、ヒューマンエラーも減り、業務の効率も改善されます。業務効率が上がれば、より少ない人数で普段の受発注業務を行えるようになり、人手不足問題の解決にもつながります。さらに空いた時間を使って他の業務改善の施策を行えるという良いサイクルを回せるようになります。

まとめ

業界全体の販売額は増加傾向にあるものの、人手不足の深刻化など、卸売業界はさまざまな課題を抱えています。そんな今だからこそ、卸売事業者の方にはECシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。ECを始めれば、売上アップだけでなく、業務の効率化も見込めます。ecbeingは、ECサイトの構築実績が豊富で、卸売業を営んでいる企業のEC導入実績も数多くあります。EC導入を検討している方は当社までお気軽にご相談ください。





  

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