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「第4回 AI Challenge Day」でecbeing社のチームがユーザーエクスペリエンス賞を受賞!

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公開日:

生成AIとマルチエージェント設計を活用しユーザー体験を向上させたecbeing社の事例を紹介。AI活用の実践例やAutoGenの工夫点も解説します。

はじめに

日本マイクロソフト社とASCII社が共催する企業チーム対抗AI技術コンテスト 「第4回AIChallenge Day」において、ecbeing/ソフトクリエイト/ATLEDの合同チームが 「ユーザーエクスペリエンス賞」を受賞しました。本記事では、受賞の背景や開発の工夫点、 今後の展望についてご紹介します。

AI Challenge Day とは?

AI Challenge Dayは、全12チームが参加し、1週間という短期間で 生成AIを活用したソリューションを構築・発表するコンテストです。 技術力、課題解決力、UI/UX、独創性など多角的な評価指標で競われます。

「ユーザーエクスペリエンス賞」受賞

ecbeingチームは、エンドユーザーの操作性と体験価値に重きを置いた構成・UI設計が高く評価され、 「ユーザーエクスペリエンス賞」を獲得しました。

▼ 受賞理由まとめ
  • ・直感的なUIにより購買体験をスムーズに向上
  • ・リアル店舗を意識したマルチエージェント構成
  • ・ユーザーファーストな課題定義と解決アプローチ

より詳細なレポートは、下記の記事もぜひご覧ください。
“買いたくなる体験”をAIでどう作る? ─ RAG×エージェントで火花を散らす12社の挑戦

アーキテクチャの工夫

今回の最大の特徴は、AutoGenを活用した マルチエージェント設計です。リアル店舗に模した構成で 計7体のAIエージェントを連携させ、ユーザーの購買体験を支援しました。

マルチエージェントの実現

  • AutoGenを導入し、チーム全員が初挑戦。
  • ・タスク進捗を統括する1体のマネージャーエージェントと、 商品提案・在庫確認などを担当する6体のサブエージェントで役割分担。
  • ・複雑なEC購入フローをエージェント同士の連携で解決しました。

開発での工夫点

  • ・コンテスト初日にデータセットの特徴を分析し、逆算で必要タスクを洗い出し。
  • ・エージェントの実行結果と評価情報をビジュアル化するツールを準備し、 改善サイクルを高速に回しました。

コンテストを通して

純粋なスコア向上だけでなく、「実ユーザーにとって心地よい体験か」を重視。 これは当社の掲げるマーケットイン=ユーザー視点のものづくりと一致しており、 その姿勢が評価されたことは大きな成果となりました。

今後の展望:社内プロダクト開発への応用

今回得た知見は社内プロダクト開発・提案活動に活かしていきます。

  • ・AutoGen/マルチエージェント設計ノウハウ
  • ・チーム開発における生成AI活用ポイント

特にEC領域の「AI×接客」分野で、顧客ごとのニーズに合わせた自動提案・対話体験を実現する技術として磨きをかけていきます。

発表アーカイブ

発表の様子は以下のアーカイブでご覧いただけます。ecbeingチームの登壇は1:26:13頃〜から。ぜひご視聴ください。

アスキーと日本マイクロソフトがタッグを組んだ「AI Challenge Day」4回目に突入!






ecbeing

この記事の監修者

株式会社ecbeing
五戸 建
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」・BtoB専用ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」の製品開発責任者として、最先端のEC×AI活用の情報を発信。
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