越境EC市場と決済サービスまとめ(中国本土編)

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2016年の日本におけるBtoC-ECの市場規模は約15兆円で、対前年比9.9%増です。これから数年間は増加傾向にあると推測しますが、ゆくゆくは少子高齢化によって日本の市場規模は伸び率が落ち、縮小していくことが予測されるといわれております。

一方海外に目を向けると、特に中国のEC市場の勢いはすさまじく、対前年比40%という圧倒的な成長率を誇っており、各EC事業者たちは海外向けEC(=越境EC)を意識せざるを得ない情勢です。

越境ECの市場動向

各国のBtoC-EC市場

各国のBtoC-EC市場

まずは各国のBtoCのEC市場について見ていきます。世界1位は中国の9,276億ドル、2位はアメリカの3,983億ドルです。次いで3位のイギリスが1,060億ドル、4位の日本が774億ドル、5位のドイツが576億ドルとなっています。

この調査結果からも明らかなように、越境ECのターゲットとして中国とアメリカの2国は外せない存在です。

日本、中国、アメリカの越境EC市場

日本、中国、アメリカの越境EC市場

日本の越境ECの総市場規模は2,396億円で、そのうちアメリカ経由が2,170億円、中国経由が226億円となっており、アメリカからの購入が大半を占めています。

中国の越境ECの総市場規模は21,737億円で、そのうち日本経由が10,366億円、アメリカ経由が11,371億円となっており、わずかにアメリカ経由のほうが多くなっていますがほぼ互角です。

アメリカの越境ECの総市場規模は10,415億円で、そのうち日本経由が6,156億円、中国経由が4,259億円となっており、日本経由のほうが多くなっています。

3国の越境ECの対前年比成長率を見てみると日本は7.5%、中国は32.6%、アメリカは15.2%で、中国の越境ECの成長率には目を見張るものがあります。

今後の越境EC市場の予測

今後の越境EC市場の予測

経済産業省の推計では、2016年と2020年の越境EC市場を比較した場合、日本は1.18倍、中国は1.84倍、アメリカは1.72倍となっており、中国とアメリカの越境EC市場は今後も順調に拡大していくと考えられます。

期待できる中国の越境EC

中国は現状において圧倒的な市場規模を誇るだけでなく、今後の成長にも大いに期待されます。なぜなら中国のインターネット普及率は52%で、日本の83%やアメリカの89%と比較するとまだまだ低く、今後インフラ環境が整備されていくことを考慮すれば、EC市場が拡大する伸びしろはまだ十分にあるからです。

日本製品は人気が高い

日本製品は人気が高い

中国では日本製品は大変人気があります。中国の越境ECにおいて、日本はアメリカに次いで人気の高い国です。

中国人が越境ECを利用する理由で、「商品の品質が保証されている」という回答が全体の6割を占めています。これは中国国内では偽物やコピー品などが氾濫していることを示唆しています。

「日本のショップで売られているものは本物だ」との認識が中国の消費者に深く浸透しているのです。

人気商材は?

人気商材は?

人気商材は?

1位は『アパレル・靴・アクセサリー』で、2位は『化粧品』、3位は『食品・飲料・アルコール』となっており、日本やアメリカの越境ECにおける売れ筋商品と比較すると、『本、CD、DVD娯楽商品/教育商品』の割合が小さく、『化粧品』や『食品・飲料・アルコール』の割合が大きい点が特徴的です。

中国本土の越境ECにおける決済方法

越境ECにおいてどのような決済方法が選ばれるかは、その国によって特徴が見られます。また同じ中国圏でも、中国本土と台湾や香港やマカオでは違いがあります。

決済方法のシェア

決済方法のシェア

中国本土では、Alipay(支付宝)と銀聯で全体の約9割を占めています。

次いでクレジットカード、Paypalが続きます。

Alipay(支付宝)

Alipayはアリババグループが運営する世界最大級のオンライン決済サービスで、特に中国本土では圧倒的シェアを誇ります。

Alipayが消費者と販売者の仲介をし、商品が到着してから支払いが完了する仕組みです。消費者は代金をだまし取られる心配がなく安心して買い物ができるため、クレジットカードが普及していない中国本土において広く浸透するようになりました。

銀聯

銀聯は中国銀聯が発行するデビットカードで、従来から中国国民に広く浸透していた決済方法ですが、近年オンライン決済でも対応店舗が増えています。

中国本土のオンライン決済は、Alipayと銀聯の両者がシェアを独占している状況です。

PayPal

PayPalはアメリカのPayPal社が運営する決済サービスで、アメリカのオンライン決済において圧倒的シェアを持っています。

相手にクレジットカード番号や銀行口座番号などの情報を知らせることなく支払いができるという利点があり、決済代行サービスの先駆けとして有名です。

中国本土においては、Alipayや銀聯ほどは定着していないものの一定の利用者がいます。

『ecbeing』は越境EC導入サポート経験が豊富

日本の商品は海外の消費者から大変人気がありますが、越境ECを始めている日本企業はまだ少ない状況です。その要因はいくつかありますが、言語対応の難しさや、発送や通貨の問題などが挙げられます。参入企業が少ない今こそ、先行者利益を享受するチャンスです。

多くの企業の越境EC参入を支援してきた『ecbeing』は、国内EC、海外ECの一元管理はもとより、各国の通貨表示や海外発送、多通貨クレジット決済など、越境ECに必要な実装とノウハウが豊富です。「海外進出したいが、何から始めたら良いか分からない」と二の足を踏んでいる事業者様は、これらを活用しながら最短ルートで越境EC展開を実現してみてはいかがでしょうか。


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