• TOP
  • ECサイトとは
  • InstagramのDM注文から卒業!小規模事業者が自社ECを始めるための完全ガイド

InstagramのDM注文から卒業!小規模事業者が自社ECを始めるための完全ガイド

シェア ツイート
公開日:

InstagramのDMで「在庫ありますか?」「購入したいです」というメッセージに日々対応していませんか?
注文が増えてきて嬉しい反面、手動での在庫管理や振込確認に追われていては、本来の商品作りに時間が取れません。
今こそ自社ECサイトを立ち上げて、ビジネスを次のステージへ進めましょう。

サクッと理解!本記事の要点まとめ

パソコンが苦手でも自社ECサイトは作れますか?

はい、大丈夫です!最近のECプラットフォームはスマートフォンだけで開設・運営できるサービスも多数あります。BASEやSTORESなら、テンプレートを選ぶだけで簡単にショップが開設できます。

Instagram経由の集客はどうすればいいですか?

最初はInstagramフォロワーへの告知から始めましょう。プロフィールリンクに自社ECのURLを設定し、ストーリーズで新商品入荷のお知らせを配信。フォロワー限定クーポンを配布すると、スムーズに移行できます。

在庫連動は必須ですか?月商どのくらいから必要?

月商50万円までは手動でも対応可能です。ただし、商品数が30点を超えたり、1日の注文が10件を超える場合は、在庫管理システムの導入を検討することをおすすめします。

InstagramのDMで「在庫ありますか?」「購入したいです」というメッセージに日々対応していませんか?


注文が増えてきて嬉しい反面、手動での在庫管理や振込確認に追われていては、本来の商品作りに時間が取れません。
今こそ自社ECサイトを立ち上げて、ビジネスを次のステージへ進めましょう。

1. こんなお悩みありませんか?

「深夜のDM対応で睡眠不足」「注文と入金の管理がエクセルで限界」「売り切れの連絡が間に合わずクレームに」
このような悩みを抱えていませんか?InstagramのDMで注文を受けるのは手軽ですが、ビジネスが成長するにつれて限界が見えてきます。
せっかくのリピーターの購入履歴が分からない、Instagramが止まったら売上ゼロになる不安も大きいですよね。

Instagram販売の限界を感じる瞬間

DMでの注文管理には以下のような限界があります:
・営業時間外の対応ができない(24時間対応は不可能)
・複数の注文を同時に処理するのが困難
・在庫管理がリアルタイムでできない
・顧客データが蓄積されない
・決済方法が銀行振込のみに限定される

業種別の課題と自社ECのメリット

【アパレル事業者の場合】
サイズ・カラー展開の在庫管理が複雑で、DMでは「Mサイズの黒はありますか?」という問い合わせに即座に答えられない。
自社ECなら、リアルタイムで在庫表示が可能。在庫なし商品の予約販売やコーディネート提案で客単価もUPします。

【食品事業者の場合】
賞味期限管理や食品表示の問い合わせ対応に追われる毎日。
自社ECなら、賞味期限管理の自動化、定期購入・まとめ買い割引の設定、食品表示の一元管理が可能です。

【ハンドメイド作家の場合】
オーダーメイドの細かい要望をDMで管理するのは大変。
自社ECなら、オプション選択を設定でき、制作期間も明示できるので顧客も安心。作品ギャラリーとしても機能します。

4. Instagram販売 vs 自社ECの比較

Instagram販売と自社ECの違いを一覧表で比較してみましょう。

項目 Instagram販売 自社EC
注文受付 DM手動(営業時間内) 24時間自動
決済方法 銀行振込のみ カード/コンビニ/後払い
在庫管理 手動更新 自動連動
顧客データ 取得不可 自動蓄積・分析可能
月間対応時間 約40時間 約5時間
商品ページ 投稿10枚まで 無制限・詳細説明可
SEO対策 不可 Google検索から集客可

Instagram×自社ECで相乗効果を生む

Instagram販売から自社ECに完全移行するのではなく、両方を活用することで相乗効果が生まれます。

Instagramの役割:
・新規顧客の獲得
・ブランド認知の拡大
・商品の魅力を視覚的に訴求
・ライブ配信での商品紹介

自社ECの役割:
・実際の購入プロセス
・リピート購入の促進
・詳細な商品情報の提供
・顧客データの蓄積と活用

6. 成功事例:月商30万→150万円を達成したアパレルショップ

実際にInstagram販売から自社ECに移行して成功した事例をご紹介します。

Before(Instagram のみ)

・フォロワー:3,000人
・月間注文数:50件
・月商:30万円
・対応時間:月40時間(DM対応、振込確認など)
・リピート率:15%(データなしのため推定)
・課題:深夜のDM対応で疲弊、在庫管理ミスによるクレーム多発

After(自社EC開設後6ヶ月)

・フォロワー:8,000人に増加
・月間注文数:200件
・月商:150万円
・対応時間:月5時間に削減
・リピート率:35%に改善
・成果:顧客データを活用したメルマガで売上UP、Google検索からの新規流入も増加

成功のポイント

1. 段階的な移行
いきなり完全移行せず、3ヶ月かけて徐々にお客様を誘導。Instagram限定クーポンを自社ECで使えるようにして移行を促進。

2. Instagram投稿の最適化
商品写真だけでなく、着用イメージやコーディネート提案を積極的に投稿。プロフィールリンクは常に最新商品ページに更新。

3. 会員限定特典の充実
・新作の先行販売
・会員限定セール(月1回)
・誕生月クーポン配布
・購入金額に応じたランク制度

4. LINE連携の活用
自社ECとLINE公式アカウントを連携。新着情報やセール情報をプッシュ通知で配信し、リピート購入を促進。

まとめ:今すぐ自社ECを始めよう

Instagram販売で手応えを感じているなら、それは自社ECを始める絶好のタイミングです。
最初は無料プランから始めて、成長に合わせてステップアップしていけば大丈夫。

自社ECサイトがあれば:
・24時間365日、自動で注文を受けられる
・顧客データを活用してリピート率を上げられる
・Instagram以外からも集客できる
・あなたのブランドの世界観を自由に表現できる

小規模事業者にとって、自社ECは「大変そう」から「意外と簡単」へ。
まずは無料プランから始めて、成長に合わせてステップアップしていきましょう。




ecbeing

この記事の監修者

株式会社ecbeing
塩見 駿介
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」・BtoB専用ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」をご導入いただいている企業のへの取材を通じて得た知識をもとに、EC構築・運用するうえで役に立つ情報や最新トレンド情報を発信。
03-3486-2631
営業時間 9:00〜19:00