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【2026年最新版】ECサイト構築サービス25選を徹底比較!
失敗しない選び方と目的別おすすめシステム

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公開日:

ECサイトの立ち上げを検討しているものの、「どの構築サービスを選べばいいか分からない…」と悩んでいませんか? ASP、オープンソース、パッケージなど選択肢は多岐にわたり、料金や機能も様々。安易に選んでしまうと、「機能が足りず売上が伸びない」「後から高額な追加費用が発生した」といった失敗につながりかねません。

この記事では、「EC 構築 比較」で検索しているあなたのために、主要なECサイト構築サービス25選を網羅的に比較します。 この記事を最後まで読めば、数ある選択肢の中から自社に本当に合ったサービスを見極め、EC事業を成功に導くための最適な一歩を踏み出せるようになります。

サクッと理解!本記事の要点まとめ

無料のサービスと有料のサービス、一番の違いは何ですか?

手数料率と機能の拡張性です。無料サービスは売上が増えると手数料の負担が重くなりますが、有料サービスは手数料が安く、デザインの自由度や外部連携機能も高いため、本格的な事業展開に向いています。

実店舗との連携(OMO)は、どのシステムでも実現できますか?

限定的な連携(例:ECで購入した商品を店舗で受け取る)であれば多くのASPで可能ですが、「リアルタイムでの在庫情報・顧客情報・ポイントの完全な統合」といった高度なOMOを実現するには、カスタマイズを前提としたECパッケージが不可欠です。特に弊社が提供するecbeingは、多くの大手企業でOMOを実現してきた豊富な実績とノウハウがあります。

今は小規模ですが、将来のシステム移行(リプレイス)で失敗しないためには?

2つの視点が重要です。1つ目は、顧客や受注データをいつでも簡単に出力できる「データポータビリティ」の高いサービスを選ぶこと。2つ目は、事業が成長した際に、スムーズに上位システムへ移行できるサービスを選ぶことです。例えば、クラウドECの「メルカート」からECパッケージのecbeingへは、低コスト・短期間で移行できるため、将来のリスクを最小限に抑えられます。

月商いくらから有料カートを検討すべきですか?乗り換えの目安が知りたいです。

一般的に月商50万〜100万円が乗り換えを検討する一つの目安です。無料カートは販売手数料が高いため、この売上規模を超えると、月額費用を払ってでも手数料の安い有料カートの方が手元に残る利益が多くなります。将来の成長を見越して、早めに有料カートで始めるのも賢い選択です。

国産カートを選ぶメリットは何でしょう?

手厚い日本語サポートや国内の商習慣(複雑なギフト設定など)へのきめ細かな対応を重視するなら、国産カートに大きなメリットがあります。

ECサイトの立ち上げを検討しているものの、「どの構築サービスを選べばいいか分からない…」と悩んでいませんか? ASP、オープンソース、パッケージなど選択肢は多岐にわたり、料金や機能も様々。安易に選んでしまうと、「機能が足りず売上が伸びない」「後から高額な追加費用が発生した」といった失敗につながりかねません。

この記事では、「EC 構築 比較」で検索しているあなたのために、主要なECサイト構築サービス25選を網羅的に比較します。 この記事を最後まで読めば、数ある選択肢の中から自社に本当に合ったサービスを見極め、EC事業を成功に導くための最適な一歩を踏み出せるようになります。


01|まず結論!あなたに合うECサイト構築方法は?目的別クイック診断チャート

【質問1】 ECサイトの立ち上げ目的として、最も近いものはどれですか?

A. まずはコストをかけずに、お試しで商品を販売してみたい。
【診断結果@】
B. 本格的にブランドを育て、中長期的に売上を伸ばしていきたい。
【質問2】へ進んでください。
C. 圧倒的な集客力を活用して、すぐにでも売上を作りたい。
【診断結果A】

【質問2】(質問1で「B」を選んだ方)ECサイトに求める「カスタマイズ性」や「専門性」はどのレベルですか?

D. 豊富なテンプレートから選び、専門知識なしでデザインや機能を追加したい。
【診断結果B】
E. 外部システムとの連携や、将来的な機能拡張(OMOなど)も視野に入れたい。
【診断結果C】
F. 会社の基幹システムと連携させたり、独自の業務フローに合わせた完全オリジナルの機能が必要だ。
【質問3】へ進んでください。

【質問3】(質問2で「F」を選んだ方)ECサイトの開発を主導できるエンジニアチームが社内にいますか?

G. はい、社内に専門チームがいます(または、開発パートナーが決まっている)。
【診断結果D】
H. いいえ、開発は外部の専門ベンダーに任せたい。
【診断結果E】

【診断結果@】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「無料ASPカート」

初期費用・月額費用が0円から始められる手軽さが魅力です。専門知識がなくても、数日で自分のネットショップを開設できます。「まずは商品をネットで売る経験をしてみたい」という個人事業主や、副業でスモールスタートしたい方に最適です。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
06|【無料ではじめる】ECサイト構築ASPサービス比較3選

【診断結果A】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「ショッピングモール」

楽天市場やAmazonのような巨大な市場に出店するスタイルです。モール自体の集客力が高いため、立ち上げ初期から多くの人の目に触れる機会があります。ブランドの認知度向上よりも、短期的な売上を優先したい場合に有効な選択肢です。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
10|【集客力重視】主要ECモール比較4選

【診断結果B】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「有料ASPカート」

月額費用はかかりますが、その分デザインの自由度やマーケティング機能が格段に向上します。集客から顧客管理、売上分析まで一元管理できるため、本格的なD2Cブランドや、月商数百万〜数千万円を目指すEC事業のスタンダードな選択肢です。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
07|【本格派D2C向け】有料ASPカートシステム比較8選

【診断結果C】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「高機能な有料ASP or ECパッケージ」

事業の成長フェーズに入り、より高度な機能や外部連携が必要になったあなたには、拡張性の高いASPや、中規模向けのECパッケージがおすすめです。将来的なOMO(店舗連携)や複数ブランド展開も見据えた、柔軟で安定したEC基盤を構築できます。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
07|【本格派D2C向け】有料ASPカートシステム比較8選

09|【大規模・OMO向け】ECパッケージシステム比較7選

【診断結果D】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「オープンソース」

ソースコードが公開されており、自社のエンジニアが自由にカスタマイズできるのが最大の特徴です。完全にオリジナルの機能やデザインを追求でき、ライセンス費用がかからない点もメリット。開発力とセキュリティ管理能力がある企業向けの選択肢です。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
08|【カスタマイズ重視】オープンソース型ECシステム比較3選

【診断結果E】あなたのタイプは… ▷▷▷ 「ECパッケージ」

ECサイトに必要な機能をパッケージ化したシステムをベースに、ベンダーと協力して自社要件に合わせたカスタマイズを行います。大規模なECサイトに必要な堅牢性、セキュリティ、手厚いサポート体制が強み。年商数億円以上の大企業で最も選ばれる方法です。

▼詳しくはこちらの記事後半で解説!
09|【大規模・OMO向け】ECパッケージシステム比較7選

EC事業者なら知っておきたい!ECサイト構築における5つのポイント
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02|ECサイト構築の5つの方法|メリット・デメリットを一覧比較

比較項目 ASPカート ショッピングモール オープンソース ECパッケージ フルスクラッチ
構築方法 サービスをレンタル モールに出店 ソースコードを自社で構築 パッケージを基に開発 ゼロから完全開発
初期費用 低(0円〜50万円) 低(0円〜10万円) 低〜中(数十万〜数百万円) 高(300万円〜) 超高(数千万円〜)
月額費用 低〜中(0円〜10万円) 中(数万円〜+売上連動) 低(サーバー代のみ) 高(10万円〜) 高(保守費用)
構築スピード 最速 最遅
デザイン自由度 低〜中 最高
機能カスタマイズ 不可 最高
外部システム連携 △(制限あり) △(制限あり) ○(自由に可能) ◎(柔軟に対応) ◎(自由に可能)
専門知識 不要 不要 必須(高度) 必要(ベンダーが支援) 必須(最高度)
メリット ・とにかく手軽で安価
・サーバー管理不要
・すぐに開店できる
・モールの集客力が使える
・決済機能などが最初から標準搭載
・ライセンス費用が無料
・カスタマイズ自由度が高い
・最新技術を取り入れやすい
・機能と拡張性のバランスが良い
・手厚いサポート体制
・高いセキュリティ
・理想の機能を100%実現
・他社と完全に差別化できる
・独自の業務フローに対応
デメリット ・デザインや機能の制約がある
・売上規模が大きくなると費用が高くなる
・販売手数料が高い
・顧客情報が自社資産になりにくい
・価格競争に陥りやすい
・セキュリティ対策は自己責任
・保守運用の負担が大きい
・高度な技術力が必要
・初期費用と月額費用が高額
・開発期間が長い
・莫大な開発費用と時間
・開発会社の選定が難しい
・ランニングコストが高い
こんな方におすすめ ・個人、副業、スモールビジネス
・初めてECをやる人
・ブランド力がない
・とにかく集客したい
・多店舗展開の一つとして
・社内にエンジニアがいる
・コストを抑えつつ独自性を出したい人
・年商1億円以上を目指す
・OMOやBtoBも検討
・本格的に事業を拡大したい企業
・唯一無二のサービスを開発
・既存システムでは要件を満たせない大企業
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03|後悔しない!ECサイト構築サービス比較で失敗しないための7つの重要ポイント

ECサイト構築サービスは、一度選ぶと簡単には乗り換えられません。目先の安さや機能だけで選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。

ここでは、数多くのサービスを比較検討する上で、絶対に外してはいけない7つの重要ポイントを解説します。各サービスの資料請求や問い合わせをする際に、このポイントをチェックリストとしてご活用ください。

ポイント1:費用(トータルコストで比較する)

最も重要なのが費用ですが、見るべきは初期費用や月額費用だけではありません。特に見落としがちなのが「決済手数料」と「販売手数料」です。月額無料のサービスでも、手数料が高ければ、売上が伸びるほど利益を圧迫します。必ず「年間の売上目標」を立て、それに対するトータルコスト(年間支払額)で比較検討しましょう。

ポイント2:機能(自社のビジネスモデルに必須か?)

「多機能=良いサービス」ではありません。自社のビジネスモデルにとって「絶対に譲れない機能」が標準で備わっているか、または安価なオプションで追加できるかが重要です。特に、化粧品や健康食品の「定期購入」、法人向けの「BtoB取引」などは、専用機能の有無が売上に直結します。

ポイント3:デザインのカスタマイズ性(ブランドの世界観を表現できるか)

ECサイトは単なる販売の場ではなく、ブランドの世界観を伝えるメディアでもあります。テンプレートを少し変更するだけで満足できるのか、それとも細部までこだわり抜いて独自のブランドイメージを構築したいのか。自社が求めるデザインレベルを実現できるか、デモ画面や導入事例でしっかり確認しましょう。

ポイント4:拡張性・外部連携(事業の成長についてこれるか)

今の事業規模にピッタリでも、3年後、5年後には機能不足になるかもしれません。事業の成長に合わせてシステムが柔軟に拡張できるかは、長期的な成功を左右する極めて重要な視点です。特に、基幹システムやMAツールなどとの連携を考えている場合は、APIの仕様や連携実績を必ず確認しましょう。

ポイント5:集客・マーケティング機能(売るための武器は揃っているか)

ECサイトは「作って終わり」ではありません。「どう売るか」が最も重要です。新規顧客を集めるためのSEO機能や、リピート顧客を育てるためのCRM(顧客関係管理)機能がどれだけ標準で備わっているかを確認しましょう。これらの機能が弱いと、別途マーケティングツールを契約することになり、結果的にコストが高くつく場合があります。

ポイント6:サポート体制(本当に困ったときに頼れるか)

システムトラブルや操作方法で困ったとき、迅速で的確なサポートを受けられるかは、運営の安心感に直結します。「安価なプランはメールサポートのみ」というサービスも多いため、特に初心者の方は、電話で直接相談できる窓口の有無を重視することをおすすめします。

ポイント7:セキュリティ(顧客情報を絶対に守れるか)

ECサイトにとって、顧客から預かる個人情報や決済情報は命綱です。万が一の情報漏洩は、事業の存続を揺るがす致命的なダメージとなります。サービスのセキュリティ対策が、信頼できる第三者機関の認証を受けているかなどを必ず確認し、安心・安全な運用ができる基盤を選びましょう。

04|【料金で比較】ECサイト構築の費用相場|タイプ別の初期費用・月額料金・手数料

ECサイト構築で最も気になるのが「費用」です。しかし、初期費用や月額料金の安さだけでサービスを選ぶのは非常に危険です。EC運営には、目に見えにくい「手数料」というコストが常に発生するからです。

ここでは、構築タイプ別の費用相場を、初期費用・月額費用・決済手数料の3つの視点から徹底比較します。さらに、具体的な売上規模を想定した「年間トータルコスト」のシミュレーションも行い、本当にコストパフォーマンスが高い選択肢はどれなのかを明らかにします。
ECサイトの費用は、大きく分けて以下の項目で構成されます。

初期費用: サイト構築時に一度だけかかる費用。
月額費用: システム利用料として毎月固定でかかる費用。
決済手数料: クレジットカード決済などが利用されるたびに、売上に対して発生する手数料。
(販売手数料): (主にモールや一部ASPで)売上に対して発生する手数料。
その他費用: オプション機能の追加費用、保守費用、広告費など。


【一覧比較表】タイプ別ECサイト構築の費用相場

タイプ 初期費用(目安) 月額費用(目安) 決済手数料(目安) 特徴
無料ASP 0円 0円 3.6%〜6.6%+α 初期・月額は無料だが、手数料が割高な傾向。まずは試したい人向け。
有料ASP 5万〜50万円 1万〜15万円 2.9%〜3.4% 機能とコストのバランスが良い。本格的なEC事業の主流。
モールEC 0〜10万円 2万〜10万円 3.5%〜6.5%
+販売手数料(2〜12%)
月額に加え、売上に応じた販売手数料(ロイヤリティ)がかかる。
ECパッケージ 300万〜数千万円 10万〜100万円 要相談(2%台も) 初期投資は大きいが、手数料率は交渉次第で低く抑えられることも。
オープンソース 0〜数百万円 サーバー代のみ 決済代行会社による 開発費はかかるが、月額はサーバー代のみ。手数料は契約する決済会社次第。

05|【規模・目的別】おすすめECサイト構築タイプと選び方のポイント

ECサイト構築で失敗しないためには、「自社の現在地と目指す未来」を正確に把握することが不可欠です。事業フェーズによって、ECシステムに求めるべき機能や投資額は全く異なります。
この章では、「事業規模」と「ビジネスの目的」という2つの軸から、あなたに最適なECサイト構築タイプと、その選び方のポイントを具体的に解説します。「自分たちはどのステージにいて、何を重視すべきか」を明確にしましょう。

1. スモールスタート期(年商 〜3,000万円)

おすすめタイプ: 無料ASP / 低価格な有料ASP

このステージの状況と課題:
•「まずは商品をネットで売ってみたい」というお試し段階。
•専門知識を持つ人材や、潤沢な予算はない。
•売上よりも、スピードと低コストが最優先事項。
•ブランドの世界観構築や複雑なマーケティングはまだ先の話。

選ぶべきシステムの条件:
•初期費用・月額費用が無料または低価格であること。
•専門知識がなくても、直感的な操作で開店・商品登録ができること。
•注文から発送までの基本的な業務フローがシンプルで分かりやすいこと。

選び方のポイント:
このフェーズでは、機能の豊富さよりも「手軽さ」を重視しましょう。無料ASPで始めてみて、売上が伸び、運営に慣れてきたタイミングで有料ASPへの移行を検討するのが王道のステップです。ただし、将来のデータ移行のしやすさも少しだけ頭に入れておくと良いでしょう。

2. 成長期(年商 3,000万円〜5億円)

おすすめタイプ: 有料ASP / ECパッケージ(中規模向け)

このステージの状況と課題:
• 事業が軌道に乗り、広告投資や販促施策を本格化させたい。
• 顧客数や商品点数が増え、手作業での管理に限界を感じ始める。
• リピート顧客の育成や業務効率化が売上拡大のカギになる。
• ブランドイメージの確立が重要になり、デザインの制約が課題になることも。

選ぶべきシステムの条件:
• CRM機能(顧客分析、セグメント配信など)が充実していること。
• クーポン、ポイント、セット販売など、多彩な販促機能が標準搭載されていること。
• デザインのカスタマイズ自由度が高く、ブランドの世界観を表現できること。
• API連携が豊富で、外部ツール(MA、在庫管理など)との連携がスムーズであること。

選び方のポイント:
「今の売上」だけでなく、「3年後の売上目標」を支えられる拡張性があるかが重要です。手数料率も無視できない規模になるため、前章のコストシミュレーションを参考に、トータルコストで判断しましょう。D2C、単品通販など、自社のビジネスモデルに特化した機能を持つサービスを選ぶと成功確率が上がります。

3. 拡大・成熟期(年商 5億円〜)

おすすめタイプ: ECパッケージ / フルスクラッチ / オープンソース

このステージの状況と課題:
• 複数ブランド展開、実店舗との連携(OMO)、BtoB、海外展開など、事業が多角化。
• 基幹システムやPOSレジなど、社内の既存システムとの複雑な連携が必須になる。
• 独自のビジネス要件や業務フローがあり、ASPの標準機能では対応できない。
• システムの安定性やセキュリティ要件が極めて高くなる。

選ぶべきシステムの条件:
• 柔軟なカスタマイズが可能で、独自の要件を実装できること。
• 大規模なトラフィックに耐えうる、堅牢なサーバーインフラと高いセキュリティレベル。
• 多数の外部システムと連携するための、豊富なAPIと開発実績があること。
• プロジェクトを伴走してくれる、手厚いサポート体制とコンサルティング能力。

選び方のポイント:
もはや単なるカート選びではなく、会社の根幹を支える「事業基盤」の選定です。コストだけでなく、ベンダーの開発力、実績、サポート体制を総合的に評価する必要があります。ソースコードが開示され、内製化も可能なオープンソースやパッケージも有力な選択肢となります。

06|【無料ではじめる】ECサイト構築ASPサービス比較3選

「まずはコストをかけずにECサイトを始めたい」という方に最適なのが、初期費用・月額費用が0円から使える無料ASPです。ここでは、代表的な3つのサービスを比較します。


無料ASP3社ひと目でわかる比較表

サービス 初期/月額費用(目安) 決済手数料(目安) 販売手数料(目安) デザイン性 特徴・強み
BASE 0円 3.6%+40円〜円 3% とにかく簡単。スマホアプリからも操作でき、初心者でおすぐに出店可能。
STORES 0円 5% なし デザイン性が強い。実店舗向けのPOSレジや予約システムとの連携も強み
カラーミーショップ 0円 6.6%+30円 なし 有料プランへの移行がスムーズ。将来的な拡張を見据えやすい

BASE


特徴:ネットショップ開設実績No.1。スマホアプリで手軽にショップ管理ができるなど、とにかく「簡単さ」を追求。売れるまで費用がかからないため、リスクなく始められます。

こんな人におすすめ:
PC操作が苦手で、スマホ中心で運営したい方
ハンドメイド作品など、まずは試しに商品を売ってみたい個人の方

WEBサイトはこちら:https://thebase.com/

STORES


特徴:48種類の豊富なデザインテンプレートで、無料でもおしゃれなサイトが作れます。実店舗向けのキャッシュレス決済や予約システムも提供しており、オンラインとオフラインを連携させたいオーナーに人気です。

こんな人におすすめ:
カフェや雑貨店など、実店舗も運営している方
無料でもデザインにこだわりたい方

WEBサイトはこちら:https://stores.fun/

カラーミーショップ(フリープラン)


特徴:GMOペパボが運営する老舗サービス。フリープランでもディスク容量が大きく、商品登録数も無制限。事業が成長した際に、高機能な有料プランへスムーズに移行できるのが最大のメリットです。

こんな人におすすめ:
最初は無料で始めたいが、将来的に事業を拡大する可能性がある方
多くの商品を登録したい方

WEBサイトはこちら:https://shop-pro.jp/

07|【本格派D2C向け】有料ASPカートシステム比較8選

月商数百万〜数千万円を目指す本格的なEC事業の主戦場となるのが有料ASPです。ここでは、機能、拡張性、得意領域が異なる代表的な8つのサービスを徹底比較します。


有料ASP8社ひと目でわかる比較表

サービス名 月額費用(目安) 得意領域 デザイン自由度 拡張性(API) こんな人におすすめ
Shopify 約$33〜 総合/越境 世界標準の機能とデザインで始めたい。越境ECも視野に。
futureshop 2.9万円〜 アパレル/OMO ファッション系に強く、店舗連携(OMO)を強化したい。
MakeShop 1.1万円〜 総合 コストを抑えつつ、豊富な機能を使いたい。サポート重視。
W2 Repeat 4.98万円〜 定期通販(D2C) 化粧品・健康食品のサブスクで売上を最大化したい。
たまごリピート 4.98万円〜 定期通販 定期通販に特化し、シンプルな機能で始めたい。
Bカート 0.98万円〜 BtoB 企業間取引(卸売)をEC化したい。
ショップサーブ 要問合せ CRM/リピート 顧客育成(CRM)に力を入れ、LTVを高めたい。
メルカート 5万円〜 中規模/拡張 パッケージ「ecbeing」へのスムーズな移行を見据えたい。

Shopify(ショッピファイ)


特徴:世界No.1シェアを誇るカナダ発のECプラットフォーム。洗練されたデザインテンプレートと、1万種類以上のアプリによる圧倒的な拡張性が魅力。越境ECにも標準で強く、グローバルな展開を目指せます。

こんな人におすすめ:
デザイン性の高い、世界観を重視したブランドサイトを構築したい方
アプリを追加して、独自の機能を柔軟に実装したい方
将来的に海外販売も視野に入れているグローバル志向の事業者

WEBサイトはこちら:https://www.shopify.com/jp

futureshop(フューチャーショップ)


特徴:導入実績2,900店舗以上、特にアパレル・ファッション業界で絶大な支持を得ています。ファンを育てるためのCRM機能や、実店舗との連携(OMO)を強化する機能が豊富。サポートの手厚さにも定評があります。

こんな人におすすめ:
アパレル、雑貨、インテリアなど、ビジュアルが重要な商材を扱う方
リピート顧客を増やし、ブランドのファンを育てていきたい方
実店舗とECの会員情報やポイントを統合したい方

WEBサイトはこちら:https://www.future-shop.jp/

MakeShop(メイクショップ)


特徴:GMOグループが運営する、流通額11年連続No.1の国産カートシステム。業界最多クラスの651機能を標準搭載しており、コストパフォーマンスに優れています。電話サポートも充実しており、初心者でも安心して利用できます。

こんな人におすすめ:
機能の豊富さとコストのバランスを重視する方
EC運営が初めてで、手厚い日本語サポートを求める方
複雑な設定は避け、標準機能で幅広い施策を打ちたい方

WEBサイトはこちら:https://www.makeshop.jp/

W2 Repeat


特徴:定期通販(サブスクリプション)に特化したカートシステム。売上最大化のための機能が950以上と業界トップクラスで、特に化粧品や健康食品のD2Cで高い導入実績を誇ります。業務効率化機能も強力です。

こんな人におすすめ:
化粧品、健康食品、食品などの商材で定期通販を始めたい、または強化したい方
LTV(顧客生涯価値)を最大化するための細やかな分析や施策を行いたい方
受注処理などのバックオフィス業務を自動化・効率化したい方

WEBサイトはこちら:https://www.w2solution.co.jp/w2_repeat/

たまごリピート


特徴:定期通販・頒布会に特化した老舗カートシステム。定期購入を促進するための基本的な機能がシンプルにまとまっており、分かりやすい管理画面が特徴です。電話受注に対応するコールセンター機能も備えています。

こんな人におすすめ:
まずはシンプルな機能で定期通販をスタートしたい方
Webだけでなく、電話やFAXでの注文も受け付けたい事業者

WEBサイトはこちら:https://tamago.temonalab.com/

Bカート


特徴:BtoB(企業間取引)の受発注業務に特化して開発されたカートシステム。取引先ごとの価格設定や、見積書発行、請求書払いなど、BtoB特有の複雑な商習慣に対応できる機能が標準で揃っています。

こんな人におすすめ:
卸売やメーカーなど、法人向けのECサイトを構築したい方
電話やFAXでの受発注業務をデジタル化し、効率化したい方

WEBサイトはこちら:https://bcart.jp/

ショップサーブ


特徴:20年以上の実績を持つ老舗サービスで、顧客育成(CRM)によるリピーター化に強みを持ちます。豊富なAPIでカスタマイズ性も高く、事業計画の策定から伴走してくれるコンサルティングサービスも提供しています。

こんな人におすすめ:
新規顧客獲得だけでなく、既存顧客のLTV向上に本気で取り組みたい方
自社の基幹システムなどと連携し、独自のECサイトを構築したい中〜大規模事業者

WEBサイトはこちら:https://shopserve.estore.jp/

メルカート


特徴:大規模ECパッケージ「ecbeing」のノウハウを活かして開発されたクラウド型EC。EC専門スタッフによる手厚いサポートが魅力。事業が拡大した際には、ecbeingへ低コスト・短期間で移行できる将来性も強みです。

こんな人におすすめ:
ECの知見が少なく、専門家のサポートを受けながら事業を成長させたい方
将来的に年商数億円規模を目指しており、スムーズなシステム移行を重視する方

WEBサイトはこちら:https://mercart.jp/

08|【カスタマイズ重視】オープンソース型ECシステム比較3選

ライセンス費用がかからず、ソースコードを自由に改変できるのがオープンソースの魅力です。ただし、構築・運用には高度な専門知識が必須となります。


オープンソース3種ひと目でわかる比較表

サービス ライセンス費用 開発難易度 コミュニティ こんな人にオススメ
EC-CUBE 無料 活発(国内) 日本国内で開発パートナーを見つけやすく、情報も豊富
WooCommerce 無料 低〜中 活発(世界) WordPressサイトにEC機能を追加したいブロガーやメディア○
Adobe Commerce 無料(OpenSource版) 活発(世界) 大規模・複雑な要件に対応できる開発力を持つ企業

EC-CUBE(イーシーキューブ)


特徴:日本国内で開発された、国内No.1シェアのオープンソース。日本語の情報が豊富で、開発パートナーも見つけやすいのが最大のメリット。豊富なプラグインで機能拡張も可能です。

こんな人におすすめ:
コストを抑えつつ、日本国内で安心して開発・運用したい方
社内にPHPの知識があるエンジニアがいる、または国内の開発会社と連携したい方

WEBサイトはこちら:https://www.ec-cube.net/

WooCommerce(ウーコマース)


特徴:世界で最も利用されているCMS「WordPress」のプラグイン(拡張機能)。既存のWordPressサイトに簡単に追加でき、ブログやメディアとECサイトを一体化させたい場合に最適です。

こんな人におすすめ:
既にWordPressでブログやコーポレートサイトを運営している方
コンテンツマーケティングに力を入れ、SEOでの集客を重視する方

WEBサイトはこちら:https://woocommerce.com/

Adobe Commerce (旧Magento)


特徴:もともとMagentoとして知られ、現在はAdobe社が提供。多言語・多通貨対応に優れ、非常に高い拡張性を持つため、グローバル展開する大規模ECサイトで多くの実績があります。

こんな人におすすめ:
複数国でECを展開するなど、複雑で大規模な要件を持つ企業
EC運営が初めてで、手厚い日本語サポートを求める方
高い開発スキルを持つエンジニアチームが社内にいる大企業

WEBサイトはこちら:https://www.maruweb.co.jp/ja/solution/magento/

09|【大規模・OMO向け】ECパッケージシステム比較7選

年商数億円以上の大規模ECや、複雑な要件を持つ企業に選ばれるのがECパッケージです。堅牢なシステムと手厚いサポートが特徴です。


ECパッケージ 7社 ひと目でわかる比較表

サービス名 得意領域 カスタマイズ性 サポート体制
W2 Unified 大規模/OMO
ecbeing 大規模/マーケティング/OMO/BtoB
ebisumart クラウド/拡張性
EC-ORANGE OMO/小売
SI Web Shopping 大規模/BtoB
HIT-MALL 百貨店/ギフト
eltexDC 大規模/BtoB/CRM

W2 Unified


特徴:雑貨・食品・健康食品・化粧品・医薬品など、商材ごとの特性や業界特有の販売に対応。総合通販や定期通販をはじめ、商材に最適なEC運営をワンストップで実現します。

こんな人におすすめ:
デザイン性の高い、世界観を重視したブランドサイトを構築したい方
アプリを追加して、独自の機能を柔軟に実装したい方
将来的に海外販売も視野に入れているグローバル志向の事業者

WEBサイトはこちら:https://www.w2solution.co.jp/w2_unified/

ecbeing(イーシービーイング)


特徴:1,600サイト以上の導入実績を持つ、ECパッケージ業界のリーディングカンパニー。売上を上げるためのマーケティング機能が充実しており、専門家による手厚い運用支援にも定評があります。

こんな人におすすめ:
システムの安定性と、長年の実績に裏打ちされた信頼性を重視する大手企業
自社にマーケティングのノウハウが少なく、専門家の支援を受けたい企業

WEBサイトはこちら:https://www.ecbeing.net/

ecbeing 資料請求フォーム
資料請求はこちら

ebisumart


特徴:クラウド型(SaaS)でありながら、パッケージ同様のカスタマイズ性を実現。週1回の頻度でシステムが自動アップデートされ、常に最新の状態で利用できるのが最大のメリットです。

こんな人におすすめ:
陳腐化しない、常に最新のシステムを使い続けたい企業
自社でサーバー管理をしたくないが、高い拡張性は欲しい企業

WEBサイトはこちら:https://ebisumart.com/

EC-ORANGE


特徴:EC-CUBEをベースに開発されたパッケージで、オープンソースの柔軟性とパッケージの堅牢性を両立。特に小売業界でのOMO導入実績が豊富です。ソースコードが開示されるため、自社での内製化も可能です。

こんな人におすすめ:
EC-CUBEからのステップアップを検討している企業
将来的にシステムを自社で改修・運用(内製化)することも視野に入れている企業

WEBサイトはこちら:https://ec-orange.jp/

SI Web Shopping


特徴:追加開発を前提とした柔軟なアーキテクチャが特徴で、企業の独自要件にフィットさせやすいパッケージ。BtoB-ECや、基幹システムとの複雑な連携が必要な案件で多くの実績があります。

こんな人におすすめ:
BtoBとBtoCを一つのプラットフォームで実現したい企業
社内の業務フローが特殊で、大幅なカスタマイズが必須となる企業

WEBサイトはこちら:https://siws.dgbt.jp/

HIT-MALL


特徴:阪急阪神東宝グループのIT企業が開発。百貨店やギフト業界で求められる、のし・名入れ・複数配送先指定といった複雑な要件に標準で対応できるのが強みです。鉄道会社基準の高いセキュリティも魅力。

こんな人におすすめ:
百貨店、ギフトショップ、食品メーカーなど、贈答品を多く扱う企業
セキュリティ要件が特に厳しい業界の企業

WEBサイトはこちら:https://www.hit-mall.jp/

eltexDC(エルテックスディーシー)


特徴:単品/ 定期販売〜多様な業種・商材の通販事業者に必要な機能を網羅したパッケージシステムです。大規模なBtoC、BtoBサイトの構築に定評があり、特にCRM(顧客管理)機能と連携したマーケティング施策に強みを持ちます。堅牢なシステムと手厚いサポートが特徴です。

こんな人におすすめ:
年商数十億円規模のECサイトを安定的に運用したい大企業
顧客データを活用した高度なマーケティングや1to1コミュニケーションを実現したい企業

WEBサイトはこちら:https://dc.eltex.co.jp/

10|【集客力重視】主要ECモール比較4選

自社で集客を行う「自社ECサイト」とは異なり、ECモールは巨大な集客力を持つショッピングセンターのようなものです。出店すれば、モールの知名度やブランド力を活用して、多くの潜在顧客にアプローチできます。


主要ECモール4社ひと目でわかる比較表

サービス名 初期費用(目安) 月額費用(目安) 販売手数料(目安) 集客力 メイン客層
楽天市場 6万円 1.95万円〜 2.0%〜 30〜50代, 女性, ポイント重視層
Amazon 0円 4,900円 8%〜 20〜40代, 男性, 目的買い層
Yahoo!ショッピング 0円 0円 0% 30〜50代, 幅広い層
ZOZOTOWN 要問合せ 要問合せ 約30%〜 10〜30代, 女性, ファッション好き

楽天市場

特徴:国内最大級の流通総額を誇る巨大モール。楽天ポイント経済圏による強力な集客力と、買い回りセールなどのイベントが魅力。専任のECコンサルタントによる手厚いサポートも受けられます。

こんな人におすすめ:
手厚いサポートを受けながら、日本の幅広い顧客層にアプローチしたい方
ポイントやセールなど、モールのイベントを積極的に活用して売上を伸ばしたい方

Amazon(アマゾン)

特徴:世界最大のECモール。「商品」を軸にページが構成されており、ユーザーは「店」ではなく「商品」で選ぶ傾向が強いです。FBA(商品の保管・梱包・発送代行サービス)を利用すれば、物流を丸ごとアウトソースできます。

こんな人におすすめ:
商品力に自信があり、価格競争力がある方
EC運営のバックヤード業務(特に物流)の工数を削減したい方
ブランドの知名度に関わらず、良い商品を多くの人に見つけてほしい方

Yahoo!ショッピング

特徴:初期費用・月額費用・売上ロイヤルティがすべて無料という、圧倒的な低コストが最大の魅力。PayPayとの連携が強力で、キャンペーン時には大きな集客が見込めます。

こんな人におすすめ:
楽天市場やAmazonと並行して出店し、販路を広げたい方
とにかく固定費をかけずに、大手モールに出店してみたい方

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)

特徴:アパレル・ファッションに特化した専門モール。ファッション感度の高い10代〜30代のユーザーから絶大な支持を得ています。商品の撮影・採寸・梱包・発送までZOZO側が代行する「受託販売」形式が基本です。

こんな人におすすめ:
自社ブランドのターゲット層が10代〜30代のファッション好きであるアパレル事業者
ブランドの認知度を一気に高めたい方
ささげ業務(撮影・採寸・原稿)や物流業務のリソースが不足している方

11|【事例で学ぶ】ECサイト構築のよくある失敗5選と成功の秘訣

ECサイト構築は、事業の成長を左右する重要な意思決定です。しかし、選定基準を誤ると、将来的な機会損失や予期せぬコストにつながる可能性があります。 ここでは、ECサイト構築において発生しがちな5つの失敗パターンを挙げ、それぞれに対する具体的な対策(成功の秘訣)を解説します。これらの事例を参考に、自社のサービス選定にお役立てください。

失敗パターン1:手数料を軽視し、利益率が圧迫される

概要: 初期費用・月額費用が無料のサービスを選んだが、売上規模の拡大に伴い、決済手数料や販売手数料の負担が大きくなり、利益率が低下するケース。
発生要因: サービス選定時に、月額などの固定費のみを比較し、売上に連動する変動費(手数料)のシミュレーションを怠ったこと。
対策(成功の秘訣): トータルコストで費用を比較検討する。 サービス選定時には、目標とする売上高を設定し、「月額費用 × 12ヶ月 + (目標年商 × 各種手数料率)」で年間の総コストを試算することが重要です。事業フェーズによっては、固定費を支払ってでも手数料率の低いプランを選択する方が、最終的な利益は大きくなります。

失敗パターン2:システム要件が合わず、業務効率が低下する

概要: 実店舗との在庫連携(OMO)やBtoB取引など、特定の業務要件があるにもかかわらず、それに対応できないシステムを選んでしまい、手動でのデータ入力や二重管理が発生するケース。
発生要因: 「OMO対応」といった宣伝文句だけで判断し、自社の具体的な業務フロー(在庫連携のリアルタイム性、会員情報の統合範囲など)が実現可能か、詳細な仕様を確認しなかったこと。
対策(成功の秘訣): 自社の必須要件を明確に定義し、機能の仕様を確認する。 「在庫情報の一元管理」「取引先ごとの価格設定」など、必要な機能をリストアップし、それらが標準機能で対応可能か、API連携や追加開発が必要かをベンダーに確認することが不可欠です。デモ環境で実際の操作感を試すことも有効です。

失敗パターン3:デザインの制約により、ブランディングが阻害される

概要: 提供されるデザインテンプレートの制約が大きく、自社ブランドの世界観や商品の価値を十分に表現できず、他社との差別化が困難になるケース。
発生要因: 構築スピードや手軽さを優先するあまり、デザインのカスタマイズ性を軽視したこと。
対策(成功の秘訣): 求めるデザインの自由度を明確にする。 テンプレートの適用範囲だけでなく、HTML/CSS/JavaScriptの直接編集が可能か、ランディングページ(LP)の作成自由度はどの程度かなど、具体的なカスタマイズ範囲を確認します。特に高価格帯の商材やD2Cブランドにおいては、デザインは重要な投資と捉えるべきです。

失敗パターン4:機能が複雑で、運用リソースが不足する

概要: 多機能な上位プランを契約したが、担当者のスキルやリソースが不足しており、基本的な機能しか活用できず、コストパフォーマンスが悪化するケース。
発生要因: システムの機能一覧だけで比較し、自社の運用体制や担当者のITリテラシーを考慮に入れなかったこと。
対策(成功の秘訣): 機能だけでなく、操作性とサポート体制を評価する。 管理画面のUI/UXが直感的で分かりやすいか、マニュアルや学習コンテンツが充実しているかを確認します。また、トラブル発生時に迅速な対応が期待できるか(電話サポートの有無など)、ベンダーのサポート体制も重要な選定基準となります。

失敗パターン5:将来の拡張性がなく、システム移行に高額なコストが発生する

概要: 事業の成長に伴い、現行システムの機能やパフォーマンスに限界が生じ、別システムへの移行(リプレイス)が必要になった際、データ移行や再構築に多大なコストと時間がかかるケース。
発生要因: サービス選定時に、現在の事業規模に最適化しすぎたシステムを選び、将来の事業拡大を見据えた拡張性を考慮していなかったこと。
対策(成功の秘訣): 初期選定時からシステムの拡張性とデータポータビリティを考慮する。 上位プランへのスムーズな移行が可能か、顧客情報や受注履歴などのデータを標準的な形式(CSVなど)でエクスポートできるか、外部システムと連携するためのAPIが公開されているかなどを確認しておくことで、将来的な移行リスクを低減できます。

12|ECサイト構築後の運用で成果を出す3つのポイント

ポイント1:集客(お客様をショップに呼び込む)

ECサイトは、ただ公開しているだけでは誰にも見つけてもらえません。実店舗でいうところの「人通りのない路地裏」に店を構えているのと同じです。まずは、あなたのお店を知ってもらい、訪問してもらうための「集客活動」が必須となります。

短期的な集客:Web広告
リスティング広告:「[商品名] 通販」などの検索キーワードに対して広告を表示。購買意欲の高いユーザーに直接アプローチできます。
SNS広告:InstagramやFacebookなどで、年齢・性別・興味関心に基づいてターゲットを絞り込み、商品をアピールします。ビジュアルが重要な商材と相性が良いです。

長期的な集客:コンテンツマーケティング
SEO対策:ユーザーが検索するであろうキーワード(例:「乾燥肌 化粧水 おすすめ」)に関連するブログ記事などを作成し、検索結果からの自然な流入を増やします。効果が出るまで時間はかかりますが、広告費をかけずに安定した集客が見込める資産となります。
SNS運用:新商品情報や使い方、ブランドの裏側などを発信し、ファンとのコミュニケーションを深めます。フォロワーが増えれば、広告に頼らない情報発信が可能になります。
アクションプラン: まずは少額からでもWeb広告を試し、どのチャネルからの流入が最も購入につながるか(費用対効果が高いか)を把握しましょう。並行して、自社の顧客がどんな情報に興味があるかを考え、ブログやSNSでの情報発信を始めましょう。

ポイント2:接客・販促(購入を後押しし、リピートを促す)

お客様がショップを訪れてくれても、すぐに購入してくれるとは限りません。商品の魅力を伝え、購入のハードルを下げ、そして「またこの店で買いたい」と思ってもらうための「接客・販促活動」が売上を大きく左右します。

購入率(CVR)を高める接客
商品ページの最適化: 商品の魅力が伝わる写真や動画、詳しい説明文、お客様の声(レビュー)などを充実させ、購入前の不安を解消します。
カゴ落ち対策: 商品をカートに入れたまま離脱してしまったお客様に、リマインドメールを送るなどして購入を促します。

リピート率・顧客単価を高める販促
CRM施策: メールマガジンやLINE公式アカウントで、顧客セグメント(例:初回購入者、優良顧客など)に合わせたクーポンや限定情報を配信し、再訪を促します。
アップセル・クロスセル: 購入を検討している商品と合わせて使える商品をおすすめしたり(クロスセル)、より上位の商品を提案したり(アップセル)して、顧客単価の向上を図ります。

ポイント3:分析・改善(データに基づき、仮説検証を繰り返す)

ECサイト運営の最大の強みは、あらゆる行動が「データ」として可視化されることです。このデータを活用しない手はありません。「なんとなく」で運用するのではなく、データに基づいた仮説検証(PDCAサイクル)を回し続けることが、持続的な成長の鍵となります。

見るべき基本指標
アクセス数: サイトに何人訪れたか。
購入率(CVR): 訪れた人のうち、何%が購入したか。
顧客単価(AOV): 1回の購入で、平均いくら使われたか。
(ECの売上方程式: 売上 = アクセス数 × 購入率 × 顧客単価)

分析・改善のサイクル
Plan(計画): 上記の指標を分析し、「購入率が低いのは、商品ページの魅力が足りないからではないか?」といった仮説を立て、「商品写真を追加する」などの改善策を計画します。
Do(実行):計画した改善策を実行します。
Check(評価): 施策の前後で、購入率などのデータがどう変化したかを評価します。
Action(改善): 評価結果をもとに、施策を継続するか、あるいは新たな改善策を検討します。

13|まとめ:自社の未来を見据え、最適なECサイト構築サービスを選ぼう

本記事では、ECサイト構築の方法からサービス比較、失敗しないためのポイントまでを解説しました。
数ある選択肢の中から自社に最適なものを選ぶには、3つのポイントを意識することが重要です。

・目的と規模を明確にする 「スモールスタート」か「本格展開」か。自社の現在地とゴールを定めることで、選ぶべき構築タイプ(無料ASP、有料ASPなど)が決まります。
・費用は「トータルコスト」で比較する 目先の安さだけでなく、売上が増えるほど影響が大きくなる「決済手数料」を含めた年間の総コストで判断しましょう。
・「運用」と「拡張性」を見据える ECサイトは「作って終わり」ではありません。将来の事業成長にシステムが対応できるか、長期的な視点で選ぶことが成功の鍵です。

完璧な計画を待つよりも、まずは一歩を踏み出すことが大切です。気になるサービスの資料請求や、無料プランでのショップ開設など、今日からできるアクションを始めてみましょう。
この記事が、あなたのECビジネス成功への確かな一歩となることを願っています。

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この記事の監修者

株式会社ecbeing
塩見 駿介
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」・BtoB専用ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」をご導入いただいている企業のへの取材を通じて得た知識をもとに、EC構築・運用するうえで役に立つ情報や最新トレンド情報を発信。
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