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Facebookショップとは?国内で提供開始!Facebook上に無料でオンラインショップを開設

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公開日:

FacebookやInstagramは情報を発信するためだけの場ではなくなっています。
今や日本の利用者のうち80%が、商品やサービスを購入するか決めるためにInstagramを訪れるほど、SNSは購買行動の中の一部になっています。
2020年6月16日にFacebook社は、Facebookショップを日本国内で提供を開始し、今後数か月をかけてより多くのビジネスや利用者にとって有益なサービスを提供していくことになります。

FacebookやInstagramは情報を発信するためだけの場ではなくなっています。
今や日本の利用者のうち80%が、商品やサービスを購入するか決めるためにInstagramを訪れるほど、SNSは購買行動の中の一部になっています。
2020年6月16日にFacebook社は、Facebookショップを日本国内で提供を開始し、今後数か月をかけてより多くのビジネスや利用者にとって有益なサービスを提供していくことになります。


Facebookショップとは?

(画像引用:Facebook| https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/


Facebookショップ(Facebook Shops)とは、Facebookにオンラインショップを無料で開設できる機能です。日本では2020年6月16日より提供が開始されました。

ビジネスの規模や予算に関係なくオンライン事業を始めることが可能です。

Facebook社は、シームレスなショッピング体験を提供し、中小ビジネスの事業主から世界的なブランドまで、あらゆる規模のビジネスがファミリーアプリを使って顧客とつながることを目標にしています。
このような背景から、新たにFacebookショップを提供開始するとともに、より簡単にオンラインでショッピングをしたり、売買したりできるよう、提供するアプリ全体に投資し、機能の拡充を行なっていきます。

(引用:https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/



自社のカタログから独自に商品を選択してコレクションを作成したり、自社のイメージに合わせて色を変更したりできるため、自社のブランディングとしての活用もできるようになります。

ユーザーは企業のFacebookページやInstagramのプロフィール、ストーリーズからFacebookショップにアクセスでき、Facebookショップに掲載されている商品の中から、ユーザーの興味のある商品を保存したり注文したりすることが可能になります。
日本では、現在商品の購入については、Facebook内で注文をすると、企業が保有するFacebookアプリ外のサイト(自社ECサイト等)に遷移することで購入、決済をすることができます。

Facebookショップの利点

(画像引用:Facebook| https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/


Facebookショップでは、MessengerやInstagramダイレクトを活用して、質問をすることやメッセージのやり取りをすることが可能です。
そのため、オンラインでありながら、実店舗で直接店員に質問したり声をかけたりするようなコミュニケーションも可能になります。
また、審査を通過し承認されれば、だれもが無料でショップを作成することができます。

日本では2020年6月16日より提供を開始し、将来的には、MessengerやInstagramダイレクトのチャット内でショップを閲覧し、そこから直接の購入ができるようにする等、より多くの企業側やユーザーにとって利便的にしていくようです。

無料ネットショップとの差

Facebookショップは、新たに登録をする必要や集客をする必要がなく、手軽に始められます。 自社でネットショップを開設するとなると、無料ネットショップとはいっても、販売手数料などの諸経費が発生しますが、Facebookショップの機能はすべて無料で使用できます。
また、すでにFacebookを活用している企業であれば、新たに集客をする必要がなく、情報発信の場であったSNSをそのままECサイトとして活用できます。 Facebook上にある機能になるため、デザインなどスマホでも見やすくなっています。
ただ、現在日本版Facebookでは決済機能がないので、別で決済画面を用意する、自社ECサイトに誘導する、Square 請求書のような請求書をメールで送信できるサービスを使用することが必要になります。

無料ネットショップについての詳細はこちら⇒

無料ネットショップと有料ネットショップを比較!どっちがいいの?

Facebookショップを利用するには?

Facebookショップは、新たに登録をする必要や集客をする必要がなく、手軽に始められます。

1. Facebookページの[ショップタブ]を選択
2. 画面の指示に従ってFacebookページにショップを追加。すべての必須フィールドに記入。
3. 完了後、[終了]を選択

詳しい手順はこちら⇒

Facebook for Business|ビジネスヘルプセンター


すでにFacebookページショップやInstagramのショッピング機能を利用している場合には、自動的にショップに移行します。
メールやアプリ内の通知を受け取り次第、FacebookやInstagramで商品の販売、インベントリーの管理、 注文の処理に利用できるツールセットであるコマースマネージャーを通じて、外観のカスタマイズや商品の整理のコレクション作成ができるようになります。

先にも述べましたが、使用にあたっては、Facebook社の使用にあたっての各種条件を満たし、審査を通過し承認されれば、だれもが無料でショップを作成することができます。

Instagramショップとは?

新しいECの機能として、Instagramショップという機能が今年の夏に、まずは米国から開始されます。
Instagramの発見タブに「Instagramショップ」という機能が追加され、今までにはない、新たな方法で興味のある商品を探し、さらには購入できるようになります。
@shopという、ショッピング機能を活用している様々な企業を紹介する公式のアカウントから、商品を探したり、購入したり、カテゴリ別に検索したり、 といった様々な体験をInstagramショップという一か所で楽しむことができるようになります。

今年(2020年)後半には、発見タブの上部にあるナビゲーションバーに新しくInstagramショップタブが追加され、簡単にアクセスできるようになります。
今まで、フィード投稿からリンクを飛んで商品が購入できるショッピング機能がありましたが、今後は、ナビゲーションバーからワンタップでアクセスできるようになります。
SNSが購入行動に密接に結びついている今、お気に入りのブランドやユーザーのセレクトした商品を見たり、カテゴリ別で探せたりできることで、よりシームレスな購入機会の場となります。

Instagramのショッピング機能

(画像引用:Facebook| https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/

先に今夏から提供が開始される、Instagramショップについてご紹介しましたが、現在のInstagramにはショッピング機能が導入されています。
Instagramのショッピング機能とは、企業側がフィード投稿に掲載している商品に、商品名や価格を記載したタグをつけることができる機能です。
Instagramは今やビジネスでなくてはならないコミュニケーションズの一つになっています。 以前までは、きれいな景色などの画像を見るために利用されていましたが、今は日本の利用者のうち80%が、商品やサービスを購入するか決めるためにInstagramを訪れるほど、Instagramが購入行動に影響を及ぼしています。

企業の投稿から発見し、その投稿のタグから商品詳細を確認、購入を検討、タグからのリンクで外部のECサイトに遷移して購入へと、購入までの一連の流れが行えるプラットフォームになっています。

(参考:Instagram、ショッピング投稿を広告として配信する機能をすベてのビジネスに提供開始https://about.fb.com/ja/news/2019/10/instagram_shopping_posts_as_ads/

ライブショッピング機能

(画像引用:Facebook| https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/


現在、FacebookおよびInstagramでは、ライブショッピング機能のテスト運用をしています。
今まで、コスメやアパレルなどの商品を紹介する企業やインフルエンサーはFacebookやInstagramのライブ配信動画を利用して商品紹介をしてきました。 動画内にリンクを貼ることはできず、リアルタイムでの購入へとつなげることが難しいことが現状でした。
Facebook社はこのような、動画配信拡大の流れを受けて、より簡単にリアルタイムで商品の購入ができるよう、ライブショッピング機能の導入に力を入れています。
ライブショッピング機能が実用化されれば、企業や、クリエイターなどのインフルエンサーは、 ライブ配信前にFacebookショップ上に登録している商品をタグ付けでき、ライブ配信時には画面下部に表示されるようになります。
ユーザーはタグをタップすることで簡単に商品詳細を閲覧、購入することが可能になります。

まとめ

今まではInstagramに搭載されていたショッピング機能でしたが、FacebookにもEコマースの機能が追加され、 Instagramのショッピング機能もInstagramショッピングとして、より便利に、よりシームレスに購買行動につながるような機能が追加されていきそうです。

工数や手間がかからず、無料で始められることで、多くの人が始めやすい環境となり、今後さらにEコマースが広がっていくことが予想されます。
さらに、日本でもFacebook上で決済までができるようになれば、より拡大していくでしょう。




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